「Around the world 」 感じた事を徒然なるままに・・・

世界各地の徒然、音楽、美術、時空をワープしてぼんやり世界の呟き。思ったこと、感じたことを徒然なるままに。

ちょっと遅い終戦記念日に寄せて

2013-08-24 00:06:28 | 日記

以前、ニュージーランドへ行くのに、ソウル経由で大韓航空を利用した。機内のスクリーンには、航路図が示されていたが、非常に複雑な思いで眺めていた。私たちにとっては「竹島」が「独島」として、いささか実際の縮図よりは心持大きく(と感じただけなのかもしれないが)、映画上映以外の飛行中ずっと見せつけられていた。しかし、機内サービスは心地よかった。

 

また、随分前の話になるが、初めて韓国に訪れたとき、慶州で年配の現地の方に話し掛けられた。まるで仙人の容貌の年配男性で日本語が上手で、私に日本人かと尋ねて来た。とても優しく私と話せてよかったとさえ言って下さった。そして、釜山の素敵なホテルでは、ロビーやレストランから海が見えて素敵な中で、20代のホテルマン(レストランのボーイ)が、私が海を眺めながらお茶をしている間、ずっと側を離れずに一方的に独り言を言ってきた。と言っても制服を着て姿勢正しく側に立っており、口だけ動かしているので、サービスを待ち構えている仕事熱心なホテルマンとしか傍には見えなかったと思う。その独り言?は、彼の祖父がいかに日本人に戦後不利益を被ったかという内容で、私がお茶をしている間中、傍に張り付いてず~~~~~~っと語りかけて来て(独り言?)悲しくなってしまった。

 

慶州で年配男性に声を掛けられたときに、むしろ、日帝時代(と韓国では呼んでいる様、博物館での表示など)の話を聞く事になるのかと一瞬思ったが、決してそんなことはなく、若い世代(私と同世代)の方が、親しみやすいのかと思ったが、その反対の反応であった。、釜山のホテルが綺麗で、しかも風光明媚な海岸で日本海(日本人にしたら)を見て、この先に日本が在るのだと言う思いを抱きながら、正直なところ悲しく苦しい思いをしなければならなかった。

 

その時に思ったのは、そのホテルマンも私も(父も母もでさえも)戦争を知らないが、未だ戦後ではないのだと悟った。

 

それから、しばらくの時間の経過後、大人になった?私の所に比較的年齢の近い韓国女性が、在るアートを身に付ける為に弟子入り?をした。彼女はとても日本が大好きで憧れて日本に留学経験もある。そして日本語も堪能。以前にも書いたが、彼女はホテルに泊まり込み、朝から晩まで一週間、私の所へ通い詰めてあるアートを身に付け、現在はソウルの繁華街でお店を開いている。そして、帰国後の八か月後には、彼女の一番弟子を連れて再度来日をした。その弟子の弟子も韓国地方都市のSBS系で放送されるなど、作品が大ヒットして地元のデパートでテナントを抱え、サラリーマンだったご主人は脱サラをして彼女の事業を強化させた。

 

ソウルでお店を切り盛りしながら、ヒュンダイ系カルチャースクールで指導にもあたっている彼女が私の所へ来たときに、韓国のドラマや音楽が日本との橋渡しになったと喜んでいて、私も同感だった。

 

さて・・・

先日の終戦記念日の8月15日に、午前はTVを見ない(午前はクラシック音楽のみ)私が、モーニングバードを見た。そこでは、「戦後は終わったか」というテーマで、政治家や新右翼家や憲法学者等4人が、司会者より取材を受けそれぞれのコメントをしていた。

 

成程・・・そういう見解故のそういうコメントなのかと見入っていた。しかし、その中でも憲法学者のコメントは、私たち日本人がこれからあるべき姿を示しているのだと同感せざるをえなかった。それは、先ず「砂川事件」を挙げ、詳しい内容は割愛するがアメリカに対する日本人の過度なお人よし度(勝手に私が感じた印象であり、実際のところ正しい解釈とは言えないかもしれない)ばかりではなく、尖閣問題・竹島問題を挙げ、周囲の近隣諸国とも仲良くしていくべきであると言う内容だった。(と思う。夜更かし後のボケた状態だったので、憲法学者の明確な意図だったのかどうかは判断しかねるが・・・)

 

実は・・・ここまで書いて、ワイングラスをPCの上に倒してしまい・・・(涙)

一瞬で酔いが醒めてしまった。(涙)

何とか修復出来て・・・キーボードカバーとドライヤーのお蔭で大事に至らず(安堵の涙)

PCが死んじゃったかと思い大慌て。おっちょこちょいの私。(恥)

 

国際問題と言う大問題だけではなく、個人的な人間関係についても、何時も感じる事だが、「寄らば大樹の陰」と言う事も一理、しかし、それは時には「虎の威を借る狐」にもなりえる。やはり、身近なところから始め周囲との摩擦を少なく、バランスを保った人間関係を築くとことは、チャンスを生かす土壌を作り上げるのだと、いつも座右の名にして行動している。

 

更に、沖縄基地問題について書こうと思っていたが、おっちょこちょいは退散する事にする。

 

やはり、お馬鹿っぽい日記が私らしいみたい・・・かな?^^

 

 

 

 

 

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残暑お見舞い申しあげます。

2013-08-21 15:19:47 | 日記

こんにちは。ここへ訪ねていらして下さっている方、いつもありがとうございます。

残暑お見舞い申し上げます。8月も後半ですが、この暑さで御体調はお変わりありませんでしょうか?

 

毎日毎日、嫌になるくらい蒸し暑く、湿度の高さは必要以上に体に纏わり付きます。しかし、公園や道を歩いていると、力の限り相手を求めて鳴いていた蝉がその命を終えて、カラカラになり木から落ちて転がっているのをチラホラ見かけるようになりました。確実に季節は巡っているのですね。そんなことを思いながら、お世話になっている方に残暑お見舞いの手紙を書きました。

今はメールですと直ぐに届きますが、時には年に1~2度位は、直筆で御挨拶をする事にしています。一寸、封筒で夏の風景のお遊びをしてみようと思います。札幌に飛んだ時は、必ず東京に戻る前に新千歳空港内の郵便局で、綺麗なご当地切手や葉書を購入することにしています。

しかし、今回は定番中の定番切手で送ろうと思います。定番でもないかしら?葉書50円、封書80円ですと、50円切手や80円切手を一枚貼るだけの方が多いと思います。ですから、定番とは言えないかもしれませんが、特別な記念切手ではなく、一年中どこでも必ず置いてある(と思ったら、余り出ないので枚数はそんなに置いていないと言う事でしたが)、5円、15円、20円、30円の4種類の切手を使う事にしました。

 

5円切手は、湖に白鳥が泳いでいます。10円切手は、タンポポに緑色の虫が止まっており、20円切手は、蓮華の花にミツバチ、そして、30円切手はデージーに蝶が止まっています。普段は見逃されがちな、この美しいデザインを折角ですから使う事にしました。封書なので、一通に付80円になるように、5円は4枚、後は各1枚を使用します。切手は考えようによっては、シールですものね? 楽しくお遊びしましょう♪

  

先ずは、どんな風にそれぞれの切手を使うか封筒に置いてみて、各切手の絵柄に合うような背景を大ざっぱに着色します。

 

 

これは、未だ完成ではありません。宛先や宛名は右側の封筒の地色が出ている部分に書きます。そして、鉛筆の下絵を消して、各切手の絵柄に続く背景の細かいところを描けば完成です。今回は、一寸雑な仕上げで・・・・(恥)

 

初秋に贈る方には、少し時間が出来るのでまた違ったデザインで、季節のお便りを書こうと思います。その次には、クリスマスカードと年賀状ですね?

今年も後、4か月と少し。

 

あなたも私も、誰でもが幸せな月日でありますように・・・・

 

 

 

 

 

 

 

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暑い一日の呟き・・・

2013-08-14 20:15:16 | 日記

以前、韓国のキーセンパーティについて書いたことがある。18禁としていたかと思うが、内容が内容なだけに(しかし、事実)、比較的早い時期に削除をしていた。しかし、その内容を検索して此処へたどり着く人が、その後も続いた。

 

私自身は、一度しかキーセンハウスに行った事はないが、そのキーセンハウスを舞台に人々の愛を描いた韓国ドラマに出会った。韓国ドラマのDVDを購入するなど、自分でも信じられないが60数話分のDVDを購入してしまった。

 

オバサン連中の韓流など、全く他人事だったのに、私の母が全くその通りのオバサンの一人になっていた。

 

「レマンちゃん・・・全く韓国ドラマは凄いのよ!おもしろいの!韓国ドラマはね、涙なくしては見られないの。見たら最後まで見ないと居られないのよ。」

 

「全く、馬鹿みたいなんだよ。朝まで毎日見ているんだ。お蔭でゆっくり見たいTVも見れない。一日中、韓国ドラマ漬けでウンザリするよ」

 

「何言っているのよ!あなたTVが見たいなら、幾らでも好きなだけ自分の部屋で見ればいいでしょう!」

 

実家に行く度に両親の毎度同じやり取りが聞こえる。韓国ドラマを見ていると、どうしても苦しくなってしまう。どんな美人も食べ物を口いっぱいにしながら喋ったり、火が付いた様にヒステリックに叫んだり、物凄い意地悪役の女性が出てきたり、見ていると辛くて苦手かもしれない。それが、「芙蓉閣の女たち」は、キーセン達が美しく、また登場人物の心が痛いほど表現されているので、思い切って購入した。主人公の男優にこれまでも誰にも心動かされなかったが、今回は主人公がハンサムなのが・・・♪一番の理由でもあるけれど。見たことのない俳優だと思ったら、元は水泳選手でこのドラマが初演だったよう。

 

歴史ドラマの「チャングム」は、DVDこそ購入しなかったが、当時の史実を調べたりして、出版されているドラマ本に間違いが在ることに気が付くほど、かなり嵌まり込んでしまったけれど。韓国の慶州の街全体や、ソウルのロッテ博物館もかなり勉強になりますね。

電子書籍を購入してからというもの、ハーレクインコミックスなどを頭休めに電車の中などで読むようになってからは、どっぷりと恋愛小説に浸るようになった。そして、「芙蓉閣の女たち」を見て、共通して思い知らされるのは、地位や名誉、経済だけでは人は決して幸せになれない事。人の一生は「愛が総て」なのかもしれないと思わされる。

 

恋する思いが届かない、恋する気持ちが満たされない事ほど、人にとって苦しい物はないのかもしれない。熱する気持ちの恋が育まれて成長すると、愛にへと昇華するのかな・・・

 

あなたも私も誰もが、素敵な愛の心で満たされる日々でありますように・・・

 

 http://www.youtube.com/watch?v=JCmoSqhDulM

 

 

 

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カムチャッカ 番外編

2013-08-12 01:21:13 | 旅行

先に書いたカムチャッカについての中で少々触れたが、終戦後間もなくから続いた米ソ冷戦時代にカムチャッカは、最もアメリカに近いソ連として、極東の軍事的前進基地とされた。そして、外国人の立ち入りは、ソ連の崩壊後、1992年まで禁止された。ロシア人でさえ足を踏み入れる事はままならなかった。

 

長く外国人を受け入れてこなかったお蔭で、観光インフラの整備が遅れているが、そんなことは気にならなかった。

パラトゥンカ温泉に宿泊したが、と言っても日本の様な観光温泉施設ではない。大自然の中にポツンとあり、鳥のさえずりで目が覚める気持ちよさを味わった。ホテルの周囲を散策しても、森の中で聞こえるのは虫の鳴き声と鳥のさえずりのみ。

 

 

木々の合間から、彼方に建物が見える。緑の中に足を踏み入れたかったが、段差があり水の流れる音が聞こえたので、危険を感じて断念。

だから、望遠で撮ってみるとこんな感じ。

更に、望遠。人の生活の気配を感じる。ぶらぶらと散歩しているとあっという間に時間が過ぎてしまった。

 

何処でも目にするようなクローバーもタンポポも、違った輝きを持っている様に感じられた。

緑の中に、時折花々が見受けられる。

 

 

 

川が流れており、岸部に咲いていた花。近くに寄れないので望遠で撮影。

 

緑の森の中で、白鳩が余計真っ白に感じられる。

 

 

空港と空港内の礼拝所。

 

トーストにイクラやキャビアやタラコやトビッコ(もしかしたら変わった食べ方かも?)を付けて頂くのが好きなので、ホテルの朝食メニューがそのような感じで楽しめたので、美味しかった♪♪ サーモンの色々なお料理も楽しめたので、サーモン料理の私のレパートリーが広がった♪ 

 

 そうそう、ちょっとしたエピソードを一つ。

色々な国々の方と接していると、その人々が様々な話す言葉を聞き逃さないように、いつも全身を耳にして、話し手の表情を読み取る努力をしていた。その御蔭で、その人の考えが理解できてしまうというささやかな特技が身に付いたかもしれない。だから、本音と建て前を使い分けるのが上手な人は苦手かもしれない。解りやすい人が好ましいと感じる。特に男性は、頭の中身と発する言葉が一致している人が良い。そして、択ばなければいけないときは、そういう人を選ぶことにしている。話がそれてしまった。

 

さて、カムチャッカ到着時にエリゾボ空港で、税関審査は女性の係官であった。彼女は私のリュックを任意に取り上げて、中身のチェックをしようとした。その時の検査官の表情を見逃さなかった。明らかに個人的興味があって、私のリュックを開けたのが解った。

 

ベルトコンベアからリュックを取り上げたときは、税関員の顔をしていたが、ファスナーを開けるときには女性の顔になっていた。まるで、プレゼントを開ける時のような表情で、ワクワクして中身を見だした。開けると直ぐにフワフワの白いスカーフが見えたと思う。それにそっと触れてから、さらにリュック底の物に手を掛けずに、そっとファスナーを占めた。その時の表情は、これ以上、見てはいけないという戒めの表情が見て取れた。

そして、私に荷物を返したが、彼女の顔は高揚していた。荷物を受け取り税関を通り抜け、無事、入国かとおもった・・・

そしたら、その税関員が私を追いかけてきた。が、その表情は職務質問ではなく、一人の女性として追いかけてきたのが直ぐにわかった。

私のリュックに一目ぼれしてしまい同じものが欲しいという。それで、ブランドを教えてほしい、どうしたら入手できるかという質問だった。さらに、私に待つように言い、一端中に入りメモ用紙とペンを持って再びやってきた。

周囲の人々は、税関員に追いかけられた私を見て何事が起きたかと思ったようだった。勿論、なんのやましいこともなく、メモでインターネットで検索をする方法を書いて渡して、笑顔で別れた。そんなことが在った・・・

 

 

 カムチャッカについての情報を色々な角度から、もう少し書こうかと思ったが、この辺で終わりにしておくことにする。

カムチャッカのお話は、おしまい~^^

 お粗末でした・・・^^

世間では夏休みでも、私は忙しい。明日から、また新しい一週間頑張らなくっちゃ・・・

Good night !

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カムチャッカ 雨のヴィリュチンスキー峠

2013-08-11 19:31:30 | 旅行

カムチャッカでは、私なりに予定があったが、今回はその目的が果たされなかった。その代りに訪れる予定だった所も、今年の夏は雪解けが芳しくなく、たとえ6WDでも入り込むのは無理(ヘリなら可能だろう)という事で、予定外のヴィリュチンスキー峠に行って来た。

水の流れる音や水しぶきの光景は、心が洗われる。こんな絵を描いたみたいと思う。

ヴィリュチンスキー山は登ると険しいらしいが、峠を中心とする高原は多くの花が見られる。ここは、カムチャッカでお有数の積雪地であり、融雪による水の供給により、夏の季節の終わりにも花を楽しむことが出来る。また、峠の起伏に富んだ土地に立つと、海、山、の両方が眺めることが出来る。しかし、ヴィリュチンスキー峠を訪れたこの日は、天気予報の通りに雨だった。

 

気候と土地柄、背丈のある植物は少なく、皆小さく可愛らしい。雨のおかげで、その小さき花々にじっくり向き合い対話してきた。

旅に出ると、必ずしも良いお天気出るという事もないだろう。まるで人生の様かもしれない。峠から日本の方向の海や、飛行中に見えた山々も真近に見たかったが、ままならずであった。しかし、その代わりにまた別な珠玉の時間を感じたることができた。

針葉樹と言えば、高くそびえたつイメージだが、低くなる松の木は違った植物の様にも見え、花芯を上からのぞくことが出来た。

雨に打たれた高山植物は、皆、寒そうにもみえたが、この水のおかげでこの辺は長い間、8月の終わりの秋?

でも花が咲くことが出来る。

綿毛が茎や小さな葉に生えているものは、その毛先に沢山雨の雫を付けて重たげに腰を曲げていた。しかし、

小さな綿毛にまんべんなく付いている水滴をみて、自然の為せる技の美しさに見入ってしまった。

 

ホラ!ここにも高山植物と雨雫の珠玉の競演が・・・・雌しべの先からは、今にもしずくが落ちそう。7

 

この写真には、「ヂュエット」と名前を付けたい。青い花と白い花が二人で並んで、雨物語を歌っている様。産毛の様な葉の毛先にも雨雫がビッチリ。この写真では解らないが、オリジナルの大きさの画像には、この花に向かっている私の姿が雫に写りこんでいる。物言わぬ花でも、きちんと私の事を見て対話してくれていたよう。

 

お天気の良い日に見るのとは違った、水をたたえる美しさと出会えた。

 

 

 

皆、背が低くて、これらの写真を撮る私のいでたちは、上下雨具の完全防備。お花の高さになるように、しゃがみこんで撮影をしているので、お花の美しさに反比例をして、私の足は泥だらけ・・・

 

 

 

美しくない?花の、美しさ・・・・

ハートの形の湖。本来であれば、山や海が見えるけれど・・・・

少しずつ雨が上がり、鬱蒼とした霞が去って行く。

川や水しぶきの様子を絵の勉強のためにモノクロで撮影。

嗚呼~。なんて、雨の雫は美しいのでしょうか?丸くて、小さくて、キラキラとしていて・・・・

見ていると、余りの美しさに涙が浮かんでくる。まるで、美術館で偉大な芸術家の作品を目の前にした時や、美しい生の音楽に心の琴線が震えた時と同じ感動。いえ、それ以上。人間の手が及ばない、自然の作りだした美に心が洗われる。雨の中だというのに、泥だらけになりながら、雫の高山の花々に見入ってしまった。

 

 

 

 

遠くを見ると一筋の白い線。望遠で滝の流れを捉える。

人気のない山の中を、オレンジ色のトラックが唸り声をあげて走っていく。力強い姿に一枚。

こんな大自然の中にたたずむと、本当に人間の小ささを感じる。やはり、大自然の中で人は、謙虚にならざるを得ない・・・・

 

最近は、信じられないくらいの高湿度高温の日々が続いている。そして、今日は、ものすごい雷と土砂降り。雷雨が嘘のように、先程などは西日が室内に届いてた。いつも穏やかで優しいお天気で過ごせるはずもなく、お天気はまるで人生の様でもある。

ある物事の捉え方の視点を変えると、そこには多くの学びがあるのだろう。ヴィリュチンスキー峠の雨は、多くの事を示唆してくれた・・・・

 

http://www.youtube.com/watch?v=-BbT0E990IQ

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赤い脚の猫

2013-08-09 15:59:14 | 日記

立秋を迎えましたね。立秋こそは、暑さの頂点です。立秋を過ぎてから、徐々に秋を迎える準備が始まるのです。注意をして青空を観察していると、これから綿あめの様なモクモクとした入道雲が現れるようになるでしょう。そして、真っ青の空に真っ白な入道雲のコントラストが目に焼き付き、ひと夏の思い出と時間を経過を知る事になります。

この蒸し暑さだと言うのに、デパートでは夏物のバーゲンに秋物の新作が並べられており、ファッションは人を次の時期へといざないます。

 

これから、処暑を迎えて次に白露、そして、ようやく秋分になるのですが、白露の頃から履きたい靴を購入しました。

 

 

靴底が赤い所がお気に入りです♪ 歩く度にチラチラと見える足裏の赤が可愛い~♪

それに、ツン!とした猫耳のバックもお気に入りポイント♪ ♪

態度の悪い男どもは、この猫耳ヒールで後ろ足に蹴り、フン!と赤い足裏をチラリ!と見せて立ち去るのです。きゃきゃ、嘘嘘!

 

この靴を履いてお出掛けしたい所があり、飛行機の予約完了。スケジュール的にかなり無理をしているが、時間は自分で作る物。とは言え、mustが一杯で一寸お疲れ気味です。

 

それでも、「心の充足」の為に、そしてそれが「身体の健康」となるように、毎日を生き生きと輝けるように努力したいものですね?

 

今夜は、コンサートにお出掛けします。しばし、オーケストラの響きに心を躍らせて、その後少し酔いたいと思います。^^

 

あなたにも私にも、誰にでも心の平安がありますように・・・・

 

 http://www.youtube.com/watch?v=HezRbC-IYFw

 

 

 

 

 

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カムチャッカの州都

2013-08-06 01:04:30 | 旅行

 極東ロシアのカムチャッカの州都は、ペトロパブロフスク・カムチャツキーである。17世紀から18世紀にかけて、ロシアの探検家がアムール川流域やカムチャッカ半島を探検した。ペトロパブロフスク・カムチャツキーが開かれたのは、1740年のことである。一方、アムール川流域では、清国(現中国)との関係上、ロシア人の定住は19世紀中ごろになる。アムール川流域の方が、ロシア人の定住は遅かったが、19世紀末から20世紀初頭にかけて、シベリア鉄道が引かれると、入植者の数が増えて発展していった。一方、カムチャッカは現在でも鉄道がなく、道路も半島を網羅しておらずに、空路と航路しかカムチャッカへの道はない。

 

 

 ペトロパブロフスク・カムチャツキーの市街。中心地は細長く、ソビエツカヤ通りとレーニンスカヤ通りの二つの通りに集中している。夏であるが寒い位で、日本の冬の装いの人が多いが、それでも短い夏を楽しむかのように、半袖の人もチラホラ。

 

 やっぱり、綺麗な女性を写真に収めたい・・・でも、失礼にならないように遠くからパチリ。コチラを向いて欲しかったなぁ~。

 

人々が日常のお買いものをするショッピングセンター。

生鮮ブース。なんだか、北海道の生鮮市場みたい。

 

 土地柄、漁業や水産加工業の従事者が労働人口の約半数が従事している。

 

 蟹・海老・イクラ。おいしそう♪ そうそう、イクラはロシア語ですよ。ロシア語がそのまま日本語になったのですね。

 甘いお菓子のお店は、どこの国でも必ず覗いてみる。^^ 甘い誘惑に弱い私・・・・

でも、この色彩は鮮やかすぎて驚いてしまいますね?ケーキを作ったり、シュガーアートをするときのデザインのお勉強の為にパチリ。

 

 民芸品というかこういうアート作品にも、とても興味がある。

 やはり、ロシア正教であることが伺える。マリア様や聖人のカレンダーやカード、ミニ額がスタンドで売られてる。

 

 大自然の中に囲まれた小さな街なので、宗教的建築物がほとんど目に付かないが、少し外れにいくとロシア正教の玉ねぎ屋根の寺院が山の中腹に見られる。

 郊外のロータリーで十字架を発見。

 

 市民の住居は、近代的でお洗濯ものを干すのであろうサンルームが特徴のようである。

 少し郊外では、こんな感じ。

 スーパー内。ロシアと言えば、やはりウオッカでしょう?釣鐘型のボトルを購入検討したが、アバチャー山麓でコケモモが可愛かったので、コケモモの赤いウオッカを購入。とっても甘いいい香りだが、40度。グラスに5mmだけ入れて、ソーダ―で割って頂いた。レロレロ~~♪

スーパーでというか、カムチャッカで購入したものは、ウオッカ1本とお茶を数箱。そして、このビニール袋を購入。とても素敵なデザインなので4種類購入。1袋22ルーブルで80円位。

とても美しいでしょう?何枚も購入して来たので、人様にプレゼントを差し上げるときに、このビニール袋に入れてお渡ししようと思う。

本当にデザインの勉強になる。ウットリ・・・・

 コケモモやハマナスの実などのロシアのお茶を購入して来たので、しばらくは素敵なお茶の時間が楽しめそう♪

モット、色々なカムチャッカの事を書こうと思いつつも、帰国後はとても忙しくて、今夜はもう眠たくなってしまった。明日も忙しいぃ~~!!

頑張って6時に起きちゃくっちゃ・・・

Good night !

 

 

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週末のお買いもの

2013-08-04 19:17:52 | 日記

週末の買い物をちょっぴり楽しんだぁ~♪

 

8月に入ったばかりだと言うのに、夏物はバーゲンでチラホラと秋の気配を感じさせる洋服やら小物が売られている。自然の織り成す季節の移行を肌で感じると共に、お店のディスプレーを眺めるのは楽しい。

 

一寸した小物を購入♪

 

猫ちゃんグッズ。未だ暑苦しい感じなので、少し涼しくなった時に楽しむ予定の黒いストッキング。普通の黒ストなんて面白くもなんともないモンね?!

 

膝上まで一見普通の黒スト。でも、実は・・・・もう少し上に行くと猫ちゃんがお目見え♪一目ぼれしちゃった~♪ 黒っぽいスーツ上下や黒系タイトスカートの時、一見地味。でも、実は・・・・と言うのが楽しいでしょう?きゃきゃ! 普通の行動では猫ちゃんを披露してしまうことは在りません~。

保冷剤(保温剤)をセットできる、猫ちゃんのアイマスク。目を使い過ぎたときに、じんわりお目目を休ませるのに最高!

それと・・・・隣に休む人とケンカをした時に、この猫ちゃんアイマスクをして休もうかしら?

フン!という表情を見せたくないからね。ご機嫌斜めの時に着用して休む事にします。

「レマンちゃ~ん♪」

「・・・・・・・・」(フン!)

「レマンちゃ~~~ん♪」チョンチョン。

「・・・・・・・・」(フン!私に触らないで!話し掛けないで!)

「もしもし? ハイ!ハロー!、仏語、スペイン語、ドイツ語、ロシア語、韓国語、中国語、etc・・・・」

「何語で話し掛けても聞こえないモンね!」(フン!)

「・・・・・・・・」

(やっぱり取り付く島もないと、ちょっと可愛そうかしら?チャンスをあげるべきね)

「猫語で話し掛けないと聞こえないし通じないから・・・・」

 

きゃきゃ、楽しいぃ~♪

 

 

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カムチャッカ ハラクトィルスキー海岸

2013-08-03 22:26:34 | 旅行

カムチャッカの東海岸、ハラトィルスキー海岸とそこに自生する花を紹介したい。

カムチャッカ州の州都ペトロパブロフスク・カムチャツキーが面するアヴァチャ湾とは違って、

ハラトィルスキー海岸は、アヴァチャ山などの火山地帯の東端に位置し、荒々しく激しさを感じさせる海岸で黒砂海岸とも言われる。

チシマフウロ。

ヒオウギアヤメ。東シベリアから極東、北米西部に分布する。太平洋を挟んで、北米でもこの花が見られるのですね。

これは・・・・どこでもおなじみのレッドクローバー、アカツメクサ。この地で見ると何となく威厳を感じて思わず写真に収めた。子供のころを思い出して、花の蜜を吸ってみると、甘かった♪

ガンコウラン。ツンドラ草原や海岸に地を這うように広がって咲く。

ハスカップ。これは、北海道の苫東で見られる果実でジャムになるが、ビタミンCが多くてカムチャッカの人々にも人気の様である。

ハマナス。海岸全体がこのハマナスの香り(バラの香り)で、とってもいい香り~♪ 夏の終わりになると、地元の人々が、ハスカップやハマナスの実を摘みにこの海岸にやってくるという。

 

 

ハマエンドウ。

6WDを運転してくださったドライバーさん。一人で海の前にたたずんでいたので、失礼して一枚撮らせて頂いた。荒々しいカムチャッカの海にたたずむ姿が、絵になっていた。この海岸を真直ぐ進むと、アラスカです。北海道は右手(南)になる。

ドライバーさんしか見えなかったが、目をこらすと向こう側に人の気配を感じたので望遠で失礼する事に。肉眼では無理でも、カメラは凄いですね?

私の代わりに物を見てくれます。

カムチャッカの短い夏の海をたのしんでいるのでしょうか?手前に恋人同士、向こう側に寛いでいるとみられるグループの人々がいます。

 実際は沢山のお花が咲いていて写真に収めたが、ごく一部を紹介。

 とても夏の海とは思えない、荒々しい海。この黒砂は、カムチャッカの火山噴火物の軽い成分が風化、浸食によって洗い流され、チタンや磁鉄鉱が集積してできたものである。カムチャッカの風景は、油彩画にしようと思う。

3月にアップしたドバイのアラビア海の白砂、砂漠の黄砂、そして、カムチャッカのハラクトィルスキーの黒砂は、余りに違いすぎる。

    

 、

これらの違いが、地球の姿なのでしょう。

 

good night !

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ミントチョコ

2013-08-02 23:39:28 | 日記

毎日、湿度が高くて閉口してしまいます。でも、四季の明確な日本に住んでいるのですから、短いサイクルのその季節季節を楽しみたいと思います。

 

でも、本当に四季?最近は、とても蒸し暑い夏と、とても寒い風の冷たい冬の二季に近くなっている感じがします。それは、子供の頃に北海道に住んでいたから、そう感じるのかもしれません。

 

そんなこんなを考えながら、毎月、月変わりには(月末の事も月初めもある)、ゆったりとした食事を外で楽しむ事にしています。勿論、それ以外にもお付合いなどで外食も多いのですが、それらとは意味の違う、ゆったりとした時間を過ごす事にしています。

 

 

サングリア。と言えば、必ずスペインで楽しんだお酒です。柑橘系のフルーツが入ったワインベースのお酒。赤と白がありましたが、コクのある赤を注文。あ~美味しい。グラスに三分の一も飲まない内に、酔いが廻ってしまい動きたくなくなってしまいました。危険!

 

ムール貝のワイン蒸しにアンチョビーオイルを絡めたフライドポテトを頂きました。美味しくって、美しくって、思わず笑みが零れてしまいます。このメニューだと地中海料理と言うよりも、ベルギーの食事のような感じです。

 

ゆったりとした雰囲気の良いお店でお食事をするのは、本当に幸せ~♪ happy~♪

 

どんなにお腹が一杯でも、デザートとお茶(コーヒー)は楽しみたいタイプです。甘い誘惑に弱い私・・・・^^

 チョコとミントのケーキ。甘さとクールさの相反するお味を楽しめるから美味しいのです。大人のお味。ミントチョコ好き♪ 

独断と偏見で申し上げますと、その点、日本男児より外国の男性の方がその辺の女性心理をよく心得ていると思います。もっとも、いやいや付合い、「自分はそう言う気遣いの出来る男」を自認される方が心苦しく、ナチュラルで良いと思うのですが、心から一緒に甘いデザートとお茶を楽しめると言うのは、女性にとってポイントが高いですねぇ~??

 名曲が、幾世の月日が過ぎても人の心に沁みいる様に、お酒よりも甘いものを楽しめるのは女性の心つかむ鉄則かもしれませんよぉ~・・・・

今夜は?、今夜も? 徒然なる呟きでした。

 

あなたにとっても私にとっても、蒸し暑いこの8月を幸せに乗り切れますように・・・

Good night!

 

http://www.youtube.com/watch?v=H9kyGMvfZqo

 

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カムチャッカの大自然 アヴァチャ山麓の花々

2013-08-01 23:54:31 | 旅行

カムチャッカの大自然のごく一部を紹介したい。カムチャッカでは大自然というよりも、地球という名の宇宙の中の☆の姿を見たような気がした。カムチャッカには約300の火山があり、その内の約1割が現在も活動を続けている。この250年間に13回の噴火があり、1991年にも噴火している。それ故、当然ながら温泉もある。今回は、その温泉の一つであるパラツゥンカ温泉郷に宿泊した。山の中にポツンとあり、周囲には大自然の他は何もない。温泉といっても日本のような感じではなく、温泉プールで混浴であるので、この度のためにわざわざワンピースの水着を購入した。

その温泉郷から高山植物を求めてアヴァチャ山麓へ向かう。綺麗な自然の中を素敵なドライブではなく、地球の営みを肌に感じながらの、縦揺れ横揺れ、時に車体に石が跳ね上がる音を聞きながらのダイナミックなオフロ―ドドライブである。道なき道を走り抜けるには、6WDである。この道なき道は、夏の間だけ道になる。ついこの前までは、氷河が覆い真夏の今でも雪が残り、氷河が解け流れた川の上をハラハラドキドキしながら6WDで突き抜ける。

 6WDは、ダンプカーの荷台部分が箱になり椅子がいくつか備え付けられた状態で、窓が開かない。もっとも窓が在ったところで、夏は埃が凄く冬はいったん明けた窓は閉まらないだろう。当然エアコンなどあるはずもなく、天井に2か所風をいれる為に開けるようになっている。しかし、埃がはいるので、開けっ放しはできない。それどころか、蚊などの虫が物凄い数入ってくる。

 ドライブ中のトイレ休憩? トイレなどそんなものはありませんよ。どうするかって?そう、大自然に返すのですよ。^^

それが嫌ならば、水分摂取をコントロールしてグッと堪えるかのどちらかです。

「高嶺の花」にたどり着くには、気力と体力、そして雄大な自然に向き合う謙虚さが絶対条件なのだ。気軽に公園や花壇に行き、気軽に写真は撮れない厳しさがある。

もし、今後カムチャッカへの旅を予定されている方に、大事なアドバイスをします。虫よけスプレーは絶対、絶対に必需品です。でも、エアガスタイプは不可。水性タイプをお勧めします。野外で御用を済ませる為に、腰に虫よけスプレーをしておくことをお勧めします。顔にも、とにかく全身に必要です。園芸用の虫よけネットを被るのも一案です。睫毛に蚊が止まって煩かったです。花の雌しべと間違ったのでしょうか?年配男性で眉毛の伸びている方は、眉毛が要注意!

女性の場合は、(というよりは私の場合は)、お顔を基礎化粧品で整え、ベースメイクの上に水性の虫除けスプレーを手に吹き付けてお顔と首元に塗布しておくと良いかもしれません。その上にUVのパウダーを。気温は低くても雪の反射などで日焼けが怖いです。どんな過酷な状況でも、にっこり^^優雅に微笑んでいられますように・・・・

 写真では解らないかもしれないが、雄大すぎる大自然の前では言葉も出ない。

 これが、真夏の山。カムチャッカの気候は、山脈が続く半島中央部は、断続的な永久凍土があり、州都であるペトロパブロフスク・カムチャツキー周辺の沿岸部は、海洋性気候である。夏の7月の平均気温は14度程度である。

 

 う~~~ん。空気が美味しい。

 アヴァチャ山麓のベースキャンプに着くと、マーモットがお迎えしてくれますよ。可愛い~♪

 マーモットにピースをしてみると、一瞬止まってそのまま足もとまで来てくれましたヨン。ロシア語でご挨拶してみた。あ~本当に可愛い。

 ベースキャンプで青いTシャツを着ているのは、山岳ガイドの方々です。勿論、日本語は全くできません。私は長袖着用だったが、現地の方には、やはり夏なのですねぇ~。半袖姿である。山に迷わないように、戻りたい時間にベースキャンプまで案内してくれる。

 マーモットの御家は、ベースキャンプの床下のよう。兎に角可愛いのぉ~~~♪ ^^

このベースキャンプは、標高約800メートルでコリャーク山とアヴァチャ山の間にある。しかしながら、日本では3000メートル級でしか見られないような高山植物と出会える。しかし、1200~1300メートルでは、逆に高山植物は見られなくなる。北海道の日高山脈のふもとアポイ岳も同じような感じだった。

 

 一番最初に出会迎えてくれたのは、エゾツツジ。日本から北米の北太平洋沿いに分布するので、北海道ではおなじみですね。蝦夷躑躅と漢字で書いた方がしっくりくるかな?

 これはプルスニカ。ロシア語で「赤い実」の意味。このお茶やお酒やお茶がロシアでは沢山売っている。日本名はコケモモ。北海道の知床でコケモモアイスクリームを食べたぁ~。

 エトリウム・セリケウム。日本には分布しないので、日本名はない。でも、似たような水色のお花は見かけるが、これは石礫地で根元で枝分かれをして広がり、葉に絹毛が密生するのが特徴。絹毛が見える?東シベリアに分布する。

 日本語の全くできないフラワーガイドさんが言うには、トウヒレンと答えたが、トウヒレン属(キク科)のサウスレア・プセウテレシーのようですね。フラワーガイドさんは、花の名が頭に入っているのではなくて(、ロシア語では入っているのかもしれないが)、手元の資料を見ながら音だけ日本名を発音する。非常に聞きにくくて正直、何を言っているのか解らない事が多い。日本で事前に花の名を頭に入れておくと、聞きやすいだろう。

 ステラリア・エスコルジアナ。このお花は1円位の大きさです。山の砂礫に生えていて真っ白が清らかですね?^^

 極東の高山に分布する、トチナイソウ。5ミリのお花ですヨン。身長4㎝。厳しい自然条件の下で、小さいながらもこんな可憐で美しい花を咲かさるのです。愛しいですねぇ~。お花を踏んだりしないように、接写。

 ミヤマキンバイの仲間のポンティラ・ヴァルカニコラ。フラワーガイドさんは、ミヤマキンバイと応えたと思う。

 どうでしょう?この5枚の花弁のお行儀よく並んでいること。薔薇科の特徴が綺麗に出ています。北千島から北米の北太平洋海岸の山の岩場に生息する。

 

 

 ハクサンイチゲ。北半球の山岳地帯に分布。

 お花の径は3センチ。ウットリして接写しましたヨン。うあぁ~真っ白で本当に綺麗。周囲の雪山を望みながらのお花は本当に美しい。こんな美しいお花と対話をしていると、私ももっと色々な事を努力しなくちゃいけないなぁ~と、しみじみ自省の気持ちが湧き上がってくる。

 見てみて!この自然の色彩。

なんて艶やかなのでしょうね?!赤と紫・・・・洋服では難しい色の組み合わせ。でも、和服ならこういう組み合わせを楽しみます。自然のお花を見ていると、装いの勉強にもなりますね。エゾノツガザクラです。

 すぐ目の前には雪山が・・・・と言っても、望遠で撮っています。

 白いポワポワが見覚えあるでしょう?そう、ヤナギ科のホッキョクヤナギ。北極柳と漢字で書きたくなりますねぇ~。

アジア・北米の周北極から高山に分布する。ポワポワと葉の白い毛を見て!身長4センチです。可愛い♪ 

 いつまでも雪に覆われていると、こんな風に雪の下から顔をだそうと地を這うようにお日様をもとめるのですね?!生息力に脱帽です。

 

 

 

 アズマギク。お花のは3~4㎝。

 

 

 松が低く生えている。

 クレビス・クリサンタ。フラワーガイドさんは、フタマタタンポポと応えた。花弁が二股になっていますね?

 はぁ~。大自然。人が二人歩いている。望遠で失礼をすることに・・・・

 

 

 

 

 20倍の望遠。

 40倍の望遠・・・・

 私も雪の上を歩いてみる。夏の雪・・・・冷た~~~い。^^

 先程のホッキョクヤナギです。赤いお花が咲いた状態。

 

 ベースキャンプに戻ってきた。

 

 ヤナギラン。

アヴァチャ山麓の小石一つでも持って帰りたかったが、カムチャッカでの動植物採取や持ち出しは禁止されており特別な手続きが必要で、たとえ小石一つでも、そこにある場所を移しては、カムチャッカの大自然への冒涜の様な気がして、ひたすら写真に収めてきた。その中のごく一部を紹介した。

 

次回は、ハラクトィルスキー海岸を紹介したい。

Good night !

 

 

 

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