プロローグ

今日から始める一人の老女日記。

日々の思いが詩となって帰ってきますように。

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終わった・・・・
終わった・・・・

いろんな役目が終わった。

私には二人の息子がいて

一人は都会で家庭を持って

一人はフリーランスで、四四歳の今日まで

世界のあちこちにいたけれど

今は私ら夫婦の建てた

山の中の家に住んでる

私は今はもう「妻」の役目を終わって一人

自由に山の家に行っては息子としばしの逢瀬を楽しんで

いたけれど・・・

遂に彼にも女性が沿う日がやってきた

私らの山の家は

私のものではあるけれど

家の主人は彼らにとって変わった

素朴な温かい二人が暮らす山の家

そこに私が入ってゆく・・・

ここまでが、「プロローグ」です

どうぞよろしく。