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人生の階段ー日々の詩に託してー

ある老婆の日々ーー

隣人トラブル

2018年11月23日 | 日記

よくある「隣人トラブル」のことです。

 Aは隣家のB宅への嫌がらせに

人生を賭けたかのごとく

それだけに集中してしまって

精神が他に向けられなくなってしまう

という

一種の病い・・・

近隣の迷惑とか

世間の見えぬ掟みたいのは

無視してしまえるほど

隣人宅への嫌がらせだけに

感情が向けられてしまって

制御できない

どころか

自分を客観的に見ることも

「考える」よりも感情に支配されて

その感情が「隣家憎し」の一つに

絞られてしまうという

隣人依存病・・・

これって

ある国と国との関係に

似ていませんか?

困った隣人なら

引越しも可能ですが

国は引っ越すことはできないし

この病的な隣人とずっと

つきあっていかねばならず

国が存続する限り

続くものと思わざるを得ません。

隣人依存の個人なら

警察に届けて拘留も可能ですが

国際裁判と思っても

相手は負けると感じて乗ってこないし

国連までが

日本よ謝れと

感違いの発言をする始末。

もっとも今の国連は

あの色に染められて

偏ってしまっていますが。

困った隣人トラブル

そして国家トラブル・・・

 

 


とっちめる

2018年11月22日 | 日記

ある知人の話です。

彼女、怒り心頭に発して

妹夫婦を前に据えて

説教したのはいいとして

もう口達者なものですから

ぐーの音も出ないほどに

相手をとっちめていったんですね。

相手も多少の具合悪さがあったものだから

反論はできないにしても

もう、そのとっちめかたが

「一つ、逃げ口のドアを開けておく」

のではなく

室を締め切って

出口がないようにして

ぎゅーぎゅーやったのですね。

彼女のこれは

その昔の赤軍と言われた

学生グループのやりかた「総括」に

そっくりです。

こんなとっちめかたは

あとで聞いた私としては

夫婦に同情しました。

ときどきこんな人いますね。

知性ある叱りかたは

どこか一つ出口をあけておいてやる

のではないでしょうか・・・

 

 

 

 

 

 

 


恥ずかしい日本

2018年11月20日 | 日記

日本は今

世界的に評価が高いのは

知っています。

その食文化、観光地、おもてなしなどなど。

でも

恥ずかしいなと

感じる場面の最たるものは

選挙の時です。

がなりたてる選挙カーには

心底うんざり。

名前だけ連呼して走り回るあれ・・・

あんな幼稚な選挙運動は悲しい。

西欧にはない

あの風景・・・

恥ずかしい・・・


他人(ひと)に迷惑をかけてはいけません

2018年11月19日 | 日記

他人(ひと)に迷惑をかけてはいけません

日本中の母親が

子育ての金科玉条のごとく

口に唱えて

これさえ言えばわが子は

間違いなく

正しい道を歩むと

信じているらしのです。

ところで私の知人で母親である人は

彼女の子育ての最中

よく私に言ってましたーー

「他人(ひと)に迷惑をかけてはいけません」

って母親たちは子供に言い聞かせているけど

他人に迷惑をかけずに生きることって

不可能じゃないの?

そんな不可能なこと

子供にだけ押し付けて

自分たちはどうなの?

私はね、こんな理不尽な言葉をわが子に

言うことはできないわ。

とーー

そして彼女の子供たちは

「他人に迷惑をかける」大人になったかというと

常識的な意味で決してそんなことはありません。

むしろ

どの子も人情に厚く

人に好かれる

魅力的な人間になりました。

「人は他人に迷惑をかけつつ生きるしかないのだ」

という

実存をこの母親自身が生きたのだと

思います・・・

 

 

 

 


高専の学生

2018年11月18日 | 日記

縁あって

何人かの高専の学生を知りました、

そしてかれらの

素晴らしさは

言葉に表せないくらいでした。

中学を優秀な成績で卒業して

普通高校には行かず

すぐ五年生の学校に入り

一般教養の授業と同時に

専門性を少しずつ身につけていきます。

そういう制度の他に

かれらの人格形成にも

5年上の先輩を見つつ

成長するというのは

とてもいいのです、

教師以上に

かれらにとって身近な大人像を

見せてくれるし

教師以上の教師でもありうるのです。

先輩の多くは

優秀な兄貴でもあるのです。

大学生には見られない

勤勉と真面目と優秀と

すべての高専生がこうであるか

どうかは知りませんが

私の知りうる限りはそうでした。

また

不思議な縁で

「商船高専」の学生も少し

知っていますが

かれらは成績はともかく

人柄が海の男そのままに

豪胆で優しい・・・

今、日本の高度な技術の

底力になっているものの

一つは高専生の頭脳と人格が

関わっていることはまちがいありません。

街をゆくのんきそうな

ぽやーっとした表情の大学生を見ると

誠実な、引き締まった表情を持っていた

高専生を思います・・・

いい学校制度です・・・