ブリヂストンA工場で働いて、私が見たもの、私がしたこと、私に起きたことを発信します。

差別対象の回し合い

2020-04-07 | 構造の中の差別意識

言論を自由に発信している人達の記事を読んでいると、ふさわしい言葉を教えてもらえ、

勉強になります。「そう、そのこと!」となります。あまり用語を知らないので…

全国に点在しているみなさんが発信している文章は、知恵の宝庫です。 知恵のシェアー  


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社会的スティグマ
とは、一般と異なるとされる事から差別や偏見の対象として使われる属性、及びにそれに伴う負のイメージの事を指す。社会的スティグマは特定の文化、人種、ジェンダー、知能、健康、障害者、社会階級、また生活様式などと関連する事が多い。

スティグマとは何か? 健康さえ脅かすネガティブなレッテル 
         :東京大学先端科学技術研究センター当事者研究分野准教授の熊谷晋一郎さん

 

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自分が差別されない努力は、差別そのものを否定しておらず、別の差別を採用している。

もっと言うと利用しているということであり、差別を肯定、温存、強化し、連鎖させている。

(参照: 差別そのものの否定    流れを変える    誰をも差別させない努力 )

 

例えば、高額納税者の「障害者」が低額納税者や非課税の「健常者」をばかにしたり

シングルマザーの管理職女性が、「生産性のない」部下にパワハラして、解雇したり。

美形な被差別出身男性が、職場で太っている男性を「豚」「デブ」と罵倒したり。

色んな差別があるから、それを上手に乗りこなして自分は差別されない人間に成る。

それは差別対象の回し合い。自分さえ対象にならなければよいという考え。子どものいじめと同じ。

そのような差別を利用した、差別される立場からの脱却は、差別そのものを強化している。

 

だから差別そのものを否定しないと 差別対象の回し合いはエンドレスに続く。

 

そのためには、社会の価値基準をもっと静かで思慮深いものに変えていく必要がある。



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そんな世界だったら、どんなにみんなが生きやすいか。

 

 

なにが醜くて なにが美しいかの区別もつかない現在の日本社会からスタート。

 



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