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ウォーキングと旅行でのひとり言

兵庫県 但馬の小京都出石 散策 その2

今から、「出石家老屋敷」の中に入ります。





案内図の順路に沿って見学しました。





出石城下図








外の風景……、入って来た長屋門の方を見ています。





大名行列の諸道具が並んでいました。





”白熊”とあります。


”二本道具”





この出石では、江戸時代の所作をそのまま伝承して、”大名行列槍振り”をつづけているそうです。

現在も11月3日に開催される「出石お城まつり」で披露されます。



右が”小白鳥”、左が”仙石家の家紋”です。





小白鳥と黒鳥毛





右が”黒鳥毛”、左が”鏡槍”……。





槍振りの写真





鞍・鐙













家老がおられました。





仙石家といえば、歴史通には”仙石騒動”でよく知られています。

文政7年(1824年)、江戸参勤の途中で発病して急逝した藩主の仙石政美(せんごくまさみつ)の後継を巡って、主席家老の仙石左京と老臣たちが9年間に渡って対立し争いました。

これが幕府の知るところとなって、天保6年(1835年)、左京以下31名の藩士は断罪されて、仙石氏は5万8千石から3万石に減封されます。

(その後に、この話が講談や歌舞伎で取り上げられ有名になりました。)





”隠し二階”の階段





この階段を2階から見たもの





隠し2階は、12畳と7畳の二間ありました。

敵からの襲撃を防いだり、秘密の会議に利用したそうです。

2階に上がったのち、階段を上に引き上げて天井板で隠してしまい、下から見てもまったく二階がないように見せかけました。


二階の部屋











”ここに座ってみてください”と書かれていました。





会議中でも、座ったまま、人の出入りを見通すことができるようになっています。

(丸窓の効果が分かりますか……、こんなところにも工夫がなされていました。)


棒術の免状





この押し入れは、なにか分かりますか。





押し入れの棚は強く出来ていて、足場として屋根づたいに出入りでき、外へ通じるようになっていました。

いざというときに逃げ道であり、隠密などの出入り口になっていたようです。


下に降りて来ました。




















白亜の土塀と長屋門のあるこの家老屋敷は、内堀の近くで、上級武士の居住区であった内町通りに面して建っています。


家老屋敷(左京屋敷)を見学できて、素敵な経験でした。

コメント一覧

higashiminowa_fumiaki

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