世界☆遊悠トラベラー

トルコ、タイ、マレーシア・・・次はどこに行こうかな?

ベトナム編8 ホーチミンでお買い物&グルメ、の前に・・・

2009-07-30 11:39:30 | ベトナム
本当はホーチミンのお買い物&グルメについて書くつもりだったのですが、ちょっと前置きとして、ベトナム観光のことにチラッと触れておきます。

ベトナム観光と言えば、ホーチミン人民委員会庁舎や中央郵便局、市民劇場といったクラシックな建造物、ベンタイン市場、戦争証跡博物館などのベトナム戦争関連、サイゴン川ディナークルーズなどがあります。また、市民劇場やホーチミン人民委員会庁舎などは、街の中心地を歩いていれば見ることができます(このときはビデオを持っていたため、写真がほとんどありません )。特に、映画「インドシナ」の舞台にもなった、コンチネンタルホテルのすぐ目の前にある市民劇場は、かつてはオペラハウスだったそうで、外観はとっても豪華です。ドンコイ通りを歩いていれば、「えっ、こんなところに?」と思うようなところに突然出てきますので、ドンコイ通りを中心としたショッピングやブラブラと街を歩く際には、この建物が目印にもなります(詳細は こちら に紹介されています)。

また、その気があれば、1日もしくは半日のメコンデルタツアー やクチトンネルツアー(戦争時に掘られた地下トンネルを匍匐前進で進むようなもの )なども主催されていますが、私の場合、頼まれたお土産などはホーチミン滞在中にすべて買ってしまうつもりだったので、よそには目を向けず、もっぱら地図を片手にホーチミン市内を精力的に歩き回っていました。

私は基本的に、建物などは少し見られればいいので、むしろ、現地の人たちがどんな風に生活しているか、ということの方が興味があります。もちろん、1日、2日で現地の生活を知ることは無理ですが、ただホーチミン市内をぶらぶら歩いているだけでも、天秤棒をかついだおばさんが何かを売って歩く姿や、なぜか家族らしき人が数人で道ばたにしゃがんでフォーを食べている姿 、行き交うバイクの交通ルールを無視した激しい往来 、路上で売られているなんだかよくわからない食べ物 、などを見ているだけで、とてもワクワクします。歩き疲れたらオープンカフェに入り、冷たいベトナムコーヒー(練乳入りのコーヒー)を飲みつつ、路上をボケーッと見たり、他の観光客の観察をするのも楽しいです。

また、地元のデパートやスーパーもなかなか楽しいです 。国営のTAXデパートでは、2Fの食料品売り場に入ろうとしたら、手に持っている他のお店で買った荷物などを、入り口で係の人に全部預けないといけないなど、ヘンなシステムがありました 。番号札と引き替えだったような? ビニール袋やバッグなどは持ち込み禁止みたいでしたが、万引き防止対策でしょうか? このシステムは、食料品売り場だけでした。また、デパート内の他のお店では、何かのキャンペーン中だったのか、係のおにーさんにくじ引きコーナーに連れて行かれたりもしました。

〈スクラッチのようなものを削らされている私〉


ただ、このとき何か当たったのか、当たらなかったのか、実はな~んにも覚えていません。なんでだろう  ちなみに、ここのデパートでは、お土産にピッタリの雑貨などもたくさん扱っています。私の相棒は、ベトナムの画家さんが描いたであろうと思われる絵を買っていました。

ということで、私のホーチミン観光に関する知識はこの程度です。ちなみに、ベトナムに行く前には一応4冊のガイドブックに目を通したんですが、こんなデパートのシステムなんて書いてませんでした。でも、それを知らずに行って、 しながら係員の指示に従うのも、私にとっては旅の楽しみのひとつです

〈私が買ったガイドブックたち〉
 

「VIETNAM 素朴なまま洗練された生活」の付録のCD-Rは、たしかハノイの街をどこかのビルの窓からただひたすら映しただけの映像だったと思います。見てるとちょっと面白いです

・・・つづく

トルコ料理とベリーダンス

2009-07-27 10:32:58 | 国内、出張、グルメ他
海外旅行に行くと、日本の良いところがよく見えたりすることがありますが、その1つがご飯 です。特に東京は、日本にいながらにして世界各国料理が楽しめるので、本当に幸せです

海外旅行から帰ってきてまだその国の気分が抜けきらない 、はたまた無性に海外旅行に行きたいのにお金も時間もない 、そんなときには行きたい国のご飯を食べに行ったりします

ついこの間もトルコのことを考えていたら、無性にトルコ料理が食べたくなりました ということで、新宿の「ボスポラスハサン」に行ってきました~

久しぶりにホームページを見ると、アレッ いつの間にか2店舗も増えてる  金融危機もなんのその、やっぱり美味しいお店はちゃ~んと繁盛しているんですね。ここのお店は、日本人の女性の店員さんはまあ普通ですが、トルコ人の店員さんは、みんなとっても感じがいいです。そして、何といってもご飯が美味しい! 本格的なトルコ料理が、お手ごろな値段で楽しめます。私がいつも行く新宿店は、伊勢丹近くにある落語の寄席「末広亭」のすぐ並びにあるのですが、場所がそれほどいいわけではないのに、夜8時頃には、ほぼ満席になっていました。 

さて、この日いただいたお料理は、メゼ(前菜)の盛り合わせ(小)、トマトのスープ、エキメッキ(トルコのパン)、イスケンデルケバブ(牛削ぎ切りのトマトソースがけ)、挽肉のトルコピザ、アダナケバブ(辛口挽肉の串焼き)です。この中で、私の一番のオススメがトルコピザ イタリアのピザとはまったく違う、少し厚めの舟形のモッチリした生地が、なんとも言えず美味しいです。ですが、残念なことに、写真がありません。だって、食べちゃったんだもん
かろうじて撮った写真がコチラ。

   

最初の写真は、真ん中から時計回りにメゼ、スープ、エキメッキ、次の写真はイスケンデルケバブ(食べかけ )です。メゼはどれもペースト状なので、見ただけではなんだかよく分かりませんが、食べてもよくわかりません(笑)。自分の中にある食材の記憶とつき合わせながら食べているうちに、「これは豆だ!」とか、「焼きナスっぽい」とか分かってきます。味はどれもあっさり目で、食べていると病みつきになります。ちなみに、一緒に食事に行った友達は、イスケンデルケバブを一口食べた瞬間、「これおいしい 」と叫んでいました。これが一番お気に入りだったようです。もちろん、私も大好きです

ところで、この日はラッキーなことに、20時から、ベリーダンスショーも行われました。

  


踊り子さん、すっごくキレイです それに、あのお腹のバイブレーションは、とても人間業とは思えません。鍛えれば人間、こんな風にできるものなんですね。ホントにスゴカッタ~  踊り子さんが踊る場所の近くにいた人たちは、引っ張り出されて一緒に踊らされていました。意外と皆さんノリが良く、かなり楽しめました
ちなみに、ショーが行われるのは、以前は確か土曜日だけだったのですが、いまは水・金・土の夜に行われているようです。

トルコから帰ってきたばかりの方、もしくは、これからトルコに行かれる方には特にオススメです

国内出張編 in 福島県広野

2009-07-25 23:25:48 | 国内、出張、グルメ他
鹿児島から立て続けの出張です 初めての福島県です。

上野駅から特急“スーパーひたち”でいわき駅まで約2時間、そこから常磐線の普通列車に乗り換えて25分くらいで広野という駅に到着。さらにタクシーで10分くらいのところにある、「Jヴィレッジ」に行って来ました。

ここは、日本サッカー協会と福島県、東京電力などによって運営されているスポーツ施設です 宿泊施設もあり、家族 でスポーツを楽しんだり、学校単位で合宿したり もできます。
サッカーのグラウンドだけでなく、テニスコート や、近くにはゴルフ場 があったりもします。そして、すぐ近くには太平洋 が広がり、緑も豊富で自然が満喫できます。

このJビレッジ内に8月1日、「JFAメディカルセンター」というクリニック が開設されます。診療科目は整形外科とリハビリテーションで、午前中は一般の診療、午後はアスリートの予約診療を行い、通常の診療だけでなく、スポーツ医学の研究なども目的としています。ということで、お仕事はそこの取材でした。

ところで、私は広野についてはまったく何の知識もなかったのですが、実は皆さんもよくご存知の

とんぼのめがねは 
みずいろめがね 
あおいおそらをとんだから 
とんだから

という童謡『とんぼのめがね』の舞台だそうです。作詞者は額賀誠志氏という開業医で、無医村に往診に向かう際に、子どもがトンボと遊んでいる姿を見て作詞をされたとか(詳細はコチラ)。また、童謡『汽車』で歌われている、

今は山中 今は浜
今は鉄橋渡るぞと
思うまもなくトンネルの
闇を通って広野原(ひろのはら)

の「広野原」は、この福島県の広野という説もあったそうで(のちに誤解であったことがわかったとか、詳細はコチラ)、線路の脇に歌碑があったりします。

ちなみに、広野の駅はこんな感じ。

 

ほのぼのしてて、いいですよね~  ウチの周りも会社の周りもビルだらけで、こんな景色、普段の生活ではまず見られませんから。

それにしても、広野から上野に向かう常磐線に乗っていたら、この汽車の舞台が「広野」だという説があったのも納得しました。だって本当に、この歌のとおりなんだから   があり、その合間に が見え、そうかと思うとトンネル。2~3回はそれを繰り返します(下の写真は車窓からの景色。あんまりキレイなポイントで撮れず、残念 )。



もういっそのこと、『汽車』の舞台は広野ってことにしちゃってもいいんじゃないですかね(笑)

国内出張編 in 鹿児島

2009-07-23 17:15:51 | 国内、出張、グルメ他
7月22日、23日の2日間で鹿児島に出張に行ってきました~
22日に鹿児島、と言えば?

そう、皆既日食です  話題になっていたのはトカラ列島ですが、当然、鹿児島市内でも、かなり皆既日食に近い状態が見られるはず。
なんてタイムリー ・・・と思っていたのですが、日食の時間はちょうど飛行機の中でした

本当は、飛行機の中からだって日食は見えるはずだと思っていたのですが、ちょうど名古屋上空あたりを通過中に、機長からのアナウンスが。

「現在、日食が始まっていますが、残念ながら太陽はちょうど の真上です」

それってつまり、見えるのは機長さんだけってことでした。な~んだ、つまらん で、飛行機の窓から実際に見えた景色がコチラ。



下界は雨でしたが、雲の上を飛んでいたので、日食の代わりにすばらしい雲海を見ることができました

さて、鹿児島に到着すると、ムムッ、あれは・・・



皆既日食展がやってましたよ。展ていうほどでもない気がしますが(笑)

     

トカラ列島Tシャツや皆既日食の写真を見て、気分だけ味わってきました。

空港を出ると、今年は島津斉彬公の生誕200年ということで、縁の地などを記した地図などが掲示されていたり、



観光客らしき人がのんびりと足湯につかったりしていましたが、



残念ながら私はお仕事なので、お迎えの車に乗って枕崎へ
そこで仕事を済ませ、帰りも鹿児島中央駅まで送ってもらい、1泊しました。

ちなみに、この日の夜ご飯ですが、鹿児島といえば黒豚 (これはイノシシ)、ということで、事前にネットで調べた駅ビルのアミュプラザ内にある「遊食菜彩いちにいさん」に行ったのですが、なんと1時間待ちとのこと。うわ~ん、ショック 豚しゃぶ楽しみにしてたのに~
仕方なく、同じフロア内の別のお店でトンカツを食しました。



夕食後は、鹿児島中央駅東口のすぐ近くにある「ホテルアービック鹿児島」に宿泊しました。

  

こぢんまりしたお部屋ですが、できたばかりなのかすごくキレイで、寝心地も良く、リラックスできました。

そして翌朝、つまり今日(7/23)は、8時半過ぎにホテルを出て鹿児島空港へ。空港では、鹿児島に行ったら絶対に買うと決めている「揚立屋」(あげたてや)さんにまっすぐ向かい、“サツマイモのさつま揚げ”と“エビとたまねぎのさつま揚げ”を購入して、まずは揚げたてをその場でパクリ。少し甘めの味付けと、ふっくらプリプリの食感がなんとも言えず激ウマ です。もちろん、自宅のお土産にも購入し、10時45分発の飛行機に乗って、12時35分頃に羽田に到着しました。

ちょうどお昼だったので、空港で食事をしようとウロウロしていたら、モノレール乗り場の前にカフェを発見。
なにやら見慣れた名前だな~と思っていたら、あぶらとり紙で有名な、「よーじや」さんではないですか

  

話のネタに、早速入ってみました。
私がいただいたのは、ドライトマトとブラックオリーブのパスタ、ゆず風味とブラッドオレンジジュースのセット。これで1150円。同僚はサンドイッチとよーじやカプチーノをオーダー。

  

カプチーノ、めちゃめちゃかわいいです ですが、私はコーヒーを飲むとめまいがしてしまう特異体質のため、写真だけで我慢。
パスタはモッチリとして、食感が私好みでした。トマトの酸味とブラックオリーブの塩気がもう少し強かったら、味のアクセントになってもっと良かったと思いますが、ゆずの風味が夏らしくておいしかったです。


ベトナム編7 ホーチミン:マジェスティックホテル-4

2009-07-21 18:48:58 | ベトナム
2000年代に入って,日本で巻き起こったベトナム雑貨ブーム。テレビや雑誌で多数特集され,かつては,国内の雑貨屋さんでもベトナムサンダルやバッグ をよく見かけました(そういえば,最近あまり見かけない?)。そのため,“ベトナムと言えば雑貨”というイメージがとても強いと思いますが,では実際,ホーチミンのベトナム雑貨事情はどうなんでしょうか?
*ちなみに,この情報は2006年のものです。念のため。

■ カラフルで目に楽しいベトナム雑貨・・・でも?

ホーチミンには,ドンコイ通りを中心に,雑貨屋さんが,それこそ数え切れないほどたくさん並んでいます。全部のお店を見ようと思ったら,1日や2日じゃとても足りません。刺繍の施されたシルクのバッグにサンダル,籐で編んだカゴバッグや椅子などの家具,アオザイ,バッチャン焼きの茶器セット,Tシャツ,編み笠,お香などがズラリと並び,どれもカラフルで,女の子なら誰だって見ているだけでワクワクしてきます
ですが,何軒かの雑貨屋さんを出たり入ったりしているうちに,あることに気付きました。それは,特にバッグについては,よく見ると大半が同じものなのです。
つまり,明らかに量産品。考えてみれば,当たり前ですよね~。でも,ガイドブックを見ているうちに,夢が膨らんでしまっていたのです。
もちろん、どれもかわいいことはかわいいんですよ。ですが,それはあくまでも,20代の女の子が,  などのカジュアルな服装に合わせた場合の話。ある程度の年代以上になると,ちょっと安っぽすぎるように思えます(そして私はある程度以上の年代です )。
そのため,結局ホーチミン滞在中の2日間,足を棒のようにして 友達などから頼まれたお土産のバッグやサンダルを探し回り,最終的にバッグ類は,なんとマジェスティックホテルの売店で,ほとんどすべて購入したのでした  そうです。ここでマジェスティックホテルが登場するわけです(笑)。

これは,その売店で購入したお土産の一部です。

手提げのバッグ。携帯カメラで撮ったので,若干写りが悪いですが。
他の色も素敵でした。



こちらも手提げバッグ。ベトナム雑貨というより,欧米のデザイナーがアジアンテイストを取り入れた,という雰囲気です。



ベトナムサンダル。ニャチャンでは、これをペタペタと履いて歩きました。



さすが高級ホテルだけあって,置いてあった品物はどれも品質が良く,デザインも凝っていて,小さいお店なのに、街中のショップでは見かけないようなものがたくさんありました。その分,値段も倍くらいするものもあり,ちょっと高かったですけどね・・・。でも,納得できるものが買えたのでよかったです。

ということで,マジェスティックホテル編はこれにて終了です。次回は、ホーチミンの街編の予定です。