世界☆遊悠トラベラー

トルコ、タイ、マレーシア・・・次はどこに行こうかな?

ベトナム編2 旅猿 ベトナム残念!旅行

2009-07-02 18:06:01 | ベトナム
7月1日(水)8時54分~日テレで放送された,「東野・岡村の旅猿 プライベートでごめんなさい・・・ベトナムの旅」ってご覧になりましたか?
説明するまでもないと思いますが,お笑い芸人の東野幸治さんと岡村隆史さんが,スタッフ2名の計4名で,プライベートっぽい旅行をするというものです。これまでに,第一弾でインド,第二弾で中国と旅をして,今回が第三弾ということのようですが,当然ながらプライベート旅行ではないですし,プライベートっぽさも皆無でした。だって,「次はどうするの?」ってスタッフにフツーに聞いてるんだもん(笑)。

この旅のテーマは,水の都ベトナムで10回船に乗る,ということでしたが,そんな変な目標を定めちゃったばっかりに,二人は結構残念な目に遭っていました。

・ 残念その1:ホーチミンで食べたフォーが残念

そうなのです。私も食べましたが,麺は茹でたものがザルに置いてあり,のびて団子状になったものをちぎってどんぶりに入れるため,はっきり言ってまったくコシがありません。スープはあっさりめで,私が食べたものはそれなりにおいしかったのですが,二人が食べたものはそうでもなかったらしく,着いた早々トーンダウンしていました。ただ,ベトナム北部のハロン湾の方に行って食べたフォーはおいしかったようです。北部がフォーの発祥地らしく,やっぱり本場は違うということなんでしょうね。
ちなみに,ここで豆知識をご紹介。牛肉のフォーでは,牛肉の生肉を,フォーのスープでシャブシャブして,それを麺の上に乗せ,それからスープをかけます。そのため,スープは後になればなるほどおいしくなるので,地元の人は,スープの様子を見てから注文する人もいるらしいですよ

・ 残念その2:最初に乗ったフェリーが残念

ホーチミンの中心地の近くにサイゴン川が流れています。そこで,最初の船は,手軽に近場でと東野さんが提案し,地域住民が足として使っているフェリーに乗ったのですが,本当にフツーの感じで何のおもしろみもなく,対岸に着いてすぐ引き返すはめになり,まったく盛り上がらずに終わってしまいました。

・ 残念その3:メコン河のホタルツアーが残念

インターネットの口コミを見ると,ものすごい数のホタルが見られるとの書き込みもあるのですが,彼らはホタルになかなか会えず,しかも,やっとホタルが見えたと思ったら,光が弱すぎるせいかカメラではほとんど撮影できず,私たち視聴者は,「いた,いた!」という興奮した声の聞こえる暗いテレビ画面を見るはめになったのでした。一応,最後の方で東野さんがホタルをつかまえ,手にとまらせたりしてましたけど。

・ 残念その4:水上マーケットが残念

翌朝,二人は3時に起きて,6時からの水上マーケットでスイカを食べるなどして楽しんでいました。しかし,車に戻ると東野さんが,「おじさんが,スイカを切るときに,何かがついていた包丁を,メコン川でじゃぶじゃぶ洗った」と衝撃発言 ばっちり映像も残っていました。私もうすうす,そうなんじゃないかとは思っていましたが・・・。でも,いままで一度も体調を崩したことがないところを見ると,私のお腹は東南アジア仕様なのかも。

・ 残念その5:ジャングルクルーズが残念

一行はその後,ジャングルクルーズに向かったのですが,この旅行では,食事の時間が考慮されていなかったようで,お腹をすかせた東野さんが,船に乗る前に売店でバナナを買っていました。そのはとてもおいしかったらしく,岡村さんの顔が,この番組中で一番輝いていました しかしそこで,ジャングルクルーズには昼食がついていることが発覚 ところが,にわかに天候が崩れ,河の中州のようなところにあるレストランでの昼食は中止となり,バナナを買った東野さんは,鼻高々になっていました。しかし,そこでさらなる衝撃が。ジャングルクルーズと言うからには,いろんな動物に会えると思いこんでいた岡村さんですが,ガイドに聞くと,珍しい鳥も,蛇も,猿もいないとのこと。いるのは犬と家畜ぐらいとのことで,実際のクルーズでは,生活するベトナム人の姿しか見られませんでした。というより,ベトナム人が,二人を川岸から眺めていた,と言った方が当たっているかもしれません。
余談ですが,タイもベトナムも,現地で食べるは本当においしいです。日本で食べるのとは,味がまったく違います。甘いだけでなく酸味もあって,そのバランスは絶妙です。「バナナなんて・・・」と言わず,東南アジアに行ったら,ぜひ一度は食べてみてください。

というわけで,ここには書ききれないほど数々の残念な事態が発生し,はっきり言って,何のためにベトナムに行ったのか,よくわからない旅行でしたが,人がワタワタしているのを見るのは,何にしても楽しいものです(もしや,それがねらいかな?)。

次回のブログは,たぶんホーチミンのホテルについて書きます。