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小春日和生活のあれこれ綴ります

映画・小さなおうち

2014-01-28 03:28:09 | 小春的〝小映画〟
私のキレイなおふたり度   

原作は第143回直木賞受賞中島京子の小説。

山田洋次監督実写化作品、映画・小さなおうち観てきました。

ラブストーリーカテゴリに入るのでしょうけれど

秘めたる恋がもしかしたら2種存在していた・・・

わかりやすい方が松たか子さん演じる時子と吉岡秀隆さん演じる芸術家肌の板倉

もう一つが恋慕までもいかないかも。憧れ。黒木華さん演じるたきの時子への思い。

そんな風に思われた方も多いのでは類推。

で、私はですが、段々と戦況が悪化する中、小さなコップならぬおうちの中にいれば平穏でいられると

この平和をどうぞ長くともしかしたら当時女中さんだったたきは祈るような思いだったのでは・・・

そんな風に思いましたね。

場面が現在に変わってお葬式の場面から始まるところは永遠の0と似ているとこれまた思われた方もいらっしゃると思えました。

妻夫木聡さん演じる健史に残されたのは

大伯母さんにあたる、倍賞千恵子さん演じる晩年のたきが残した大学ノート。

そこに書かれた物語として話は進んでいきます。

当時の社会背景を慮(おもんぱか)り届けなかったのかあるいは故意に・・・そのあたりの

収めどころが修悦ですね。

消息不明で死んだとばかり思っていた坊ちゃんの恭一と

戦死したとばかり思っていた板倉

共に生きていた。

事実の重みは年月が風化したのだろうけれど

ずっと澱(おり)のように心から取り去ることがなかっただろうたきの贖罪の思いなんかも感じられて。

淡々と進むのだけど、人が住まう家にある息遣い。

市井の人間では替えようのない時代背景なども感じましたか。

家に居住でる生身の人間の物語でもありましたね。

秀作だと思うとともに華やかでおキレイな松たか子さんのお着物姿と

女中さんの役どころですから地味にも思える着物ながら

それをあまりある抑えた美しさの黒木華さん

日本女性の美しさを感じました。

アクションは(全く)ありませんよー。でも鑑賞に値する作品に思えました。

あと小さいおうちとありますが昭和モダンのおうち素敵でした。

それゆえに東京大空襲で焼け落ちた背景が余計悲惨に感じられました。

今日のポイントQ

葡萄牙とはどこの国?

ベルギー
スペイン
ポルトガル
ルクセンブルグ

○ポルトガル←デジャブ問題

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