敗戦日

降伏文書調印式の日なのに、どこのニュースサイトにも探せないくらいマイナーな扱いになってますね。

昭和二十年九月二日、日本軍が連合軍に正式に「敗戦」した日です。日本側全権として天皇・日本政府代表で重光葵外務大臣が、大本営陸海軍部代表として参謀総長梅津美治郎大将が出席して米海軍戦艦ミズーリ艦上で降伏文書に調印し正式に敗戦しました。（当初は戦艦ニュー・ジャージーで行う予定だったそうですが、トルーマン大統領がミズーリ州出身だったためミズーリになったとか）

実際、八月十五日以降も戦闘は続いていましたし、十六日以降依然として千島では領土に侵攻して来るソ連軍を食い止めるべく堤師団をはじめ日本軍が奮戦し、結局ソ連軍の侵攻を阻止しています。その戦闘が終了したのは八月二十一日です。
八月十五日はやはりマスゴミが作り出した「架空の敗戦日」なんですね。本来なら「敗戦の詔勅の日」とでも呼ぶべきなんじゃないかなと思います。