東北オステオパシー会

日本を代表するオステオパシーの権威、齋藤巳乗先生がつくった治療法である「誇張法」を学ぶ研修会です。

足関節の思い出 2

2016年04月15日 | お知らせ
ご紹介で運動に障害の疑いがある児童をお父さんが連れてきました。
その子供の治療を見ていて、興味をもったお父さんが

「実は数年前に医大で頚椎狭窄の手術をしたのですが、
腕がまだ痺れるし、首が痛いのですが
この治療で改善が可能でしょうか?」とのことでした。

そして数週間後 お父さんがいらっしゃいました。
大学病院での手術の後、あまり改善が見られず、
その後、整形外科、整骨院、整体等々の治療を受け、
さらに悪化してしまったとの事。

全身を観ていくと、頚椎の手術痕 腰椎の制限等を触診していくと
腰の方がメジャー
さらに観ていくと
左足関節がまったく動きが制限されていて下腿の筋肉も右に比べて萎えていました。
明らかに左足を使えていない。
問診すると、よく躓く、足が上がらない、足首が回らない等々
左の上半身も動作制限があり弾力がありませんでした。
左側が広範囲にわたって機能不全を起こしている

首が壊れたのもこれが原因だと直感しました。
私は、直感を一番大事にしています。
 
足の距骨 踵骨間に一番制限がありました。
歴史のある制限でしたので、少し時間がかかりましたが
丁寧にとりました。
その後、腓骨を調整し、下腿骨間膜を緩めました。

その後、左上半身の動作制限もなくなったのを確認し
その場で30回足踏みさせました。


今まで一度も足関節を指摘された事がなかったと・・。
明らかな身体の変化に感激されていました。

その後、身体の機能が、普通の歩行が可能になることにより
劇的に改善していきました。




4月と5月の講習会のお知らせ

2016年04月15日 | お知らせ

東北オステオパシー会 講習会

4月23日 芦屋市民センター
4月24日 郡山地域職業訓練センター 2階会議室

内容 脊椎全体 オステオパシー誇張法運用方法 

5月14日 芦屋市民センター
5月15日 貸会議室セルフミーティングルーム虎丸
           郡山市虎丸15-4 貸会議室B 024 934 6011

内容 脊椎全体 肋骨 オステオパシー誇張法運用方法 

今回は、受講者から 鑑別診断 触診解剖を詳しく教えて欲しいとの要望がありましたので
内容に反映させる予定です。

毎回、最初に受講生からの質問時間を設け、それに関連した内容を一日の中で要望に沿って
講義が組み立てられていきます。

受講者が毎回 自分のテーマを持って参加していただければ、
講習会の内容も充実しますし、参加者全員の底上げになりますので
臨床で出てきた問題を講師に質問して、掘り下げていただければと思います。




お問い合わせ・お申し込みは、
東北オステオパシー会HPのお問い合わせフォームよりご連絡ください。