東北オステオパシー会

日本を代表するオステオパシーの権威、齋藤巳乗先生がつくった治療法である「誇張法」を学ぶ研修会です。

8月のセミナー報告

2011年08月12日 | お知らせ
会員から8月のセミナー報告が届きました。


今回は、四国の久原先生を講師に迎えての講習会でした。


午前中は手の調整について。
まず軽く触れつつ腕全体まで問題部位を見付ける検査法。

次にメジャーな問題部位を1~数ヶ所、片側のみ調整し、
そのことで検査で見つけた複数問題部位までも調整されているか確認しました。


手も完全に調整できればその影響は脊柱や胸郭に及びます。
講師の調整では手首で脊柱や胸郭の問題もとれます。

しかし私の調整では表面のみ緩み、また完全には取れてませんでした。
患者さんに負担をかけないためにも、少ない箇所の調整で問題を取り切れるようにならなくては、と改めて思いました。


そのためにはやはり基礎である筋肉、神経、血管、リンパ管の走行等の
解剖学の知識が重要です。



午後には、頸胸椎の調整。
頸胸椎の解剖学的基礎知識の復習後に 検査法を学びその問題部位、側彎部位をみつけ、仙骨からとる調整法を学びました。

その調整で頸・喉や耳の問題等頭蓋領域の問題まで解決されます。


東北オステオパシー会は単なるテクニックだけの講習会ではありません。

今回、応用解剖学の知識によって誇張法の理解もぐっと深まっており
参加して本当に良かったと感じています。



なお、会としての講習会は、毎月第一日曜に開催すること決定しています。
新規会員の方も募集しています。


次回は頚椎と自律神経についてです。
講師から、脳神経の勉強 復習をしておくと良いとのことです。


総会の報告と臨時講師のお知らせ

2011年08月09日 | お知らせ
少し時期がずれてしまいましたが、
6月に行なわれた総会についてと、近況報告を行ないます。


年に1回ですが、6月に会の総会を行なっています。
今回は四国からも会員の先生が参加され、
東北在住の会員の先生も多くの方が参加されました。

少し顔に疲労がみられた方もおられましたが、
皆元気そうに振舞っていて、とりあえずはほっとしました。


総会では、昨年からの収支報告等があり、
今後の日程等についても話し合われました。

東北オステオパシー会の専任講師である齋藤先生は、
体調不良にて、昨年10月からお休みしています。
そのため10月以降は、会メンバー中心の自主勉強会のような形でやっています。

今回の話し合いにて 、
今後しばらくは、四国の久原先生に、
代講という形で、講義を受け持っていただくことになりました。

久原先生は20年以上前からオステオパシーを学んでおり、
現在はフランスのスティルアカデミーの日本校にも通われています。

もちろんこの会で指導していただく内容は誇張法ですが、
又違った角度からも、学べることになります。

久原先生が多忙であるため、しばらくは毎月1回の開催となります。
東京でも有志で集まり勉強会が開催される予定です。