東北オステオパシー会

日本を代表するオステオパシーの権威、齋藤巳乗先生がつくった治療法である「誇張法」を学ぶ研修会です。

5月のセミナーで頭蓋骨の調整法を学びました。

2009年05月15日 | お知らせ
5月の誇張法は頭蓋骨調整でした。

頭蓋骨を調整する前に最低腰椎5番と後頭環椎の調整が必要です。力学的歪みが最終的に現れる場所が頚椎一番であり頭蓋骨だからです。
この実技では仰向けで行いますが、腰椎5番に焦点をあわせるのが難しく、膝を曲げ過ぎと注意を受けました。頚椎は側屈と回旋が同方向におこります。はじめての方には顎先を指標に回旋をみて丁寧に検査施術を行うよう指示がありました。
次に蝶形骨。この部分で自律神経の緊張がとれるとのこと。

前頭骨と上顎骨の調整ではデモを受けました。汗でかぶれ湿疹と赤身が強い額をみて、「こういう湿疹は前頭骨でとれます」と云われ調整を受けました。調整直後から赤身がとれていきセミナーが終わった頃には周りの正常な皮膚と同じようになっていたのに驚きました。
また上顎骨の調整で鼻閉感から解放されています。
側頭骨の後、最後は頭頂骨の調整を学びました。難聴や目眩へのアプローチになります。

齋藤先生は非常に軽い穏やかな圧で大きな変化をもたらします。
先生のような結果が出せるようこれからも学び続けていこうと思いました。

来月も同じ会場になります。
昼ご飯つきの総会が開催されますので、会員の方はご参加ください。