会員からの報告

講習会で・・・

「先生、この前先生のところに連れていった脊損の青年を治療した後、彼から『いかがでしょうか？（自分の体）』と質問を受けた時に、先生は、『立って仕事ができるようになるまで回復します』と、すぐに断言されました。まわりの人達も『エツ？？まさか・・』とビックリしてしまいました。 どんな医者にも一生車椅子と宣告された青年に、どうしてすぐに治ると言いきれたのでしょうか？」（受講者）
「経験からです」（斎藤先生）

先生の講習会では、毎回いろいろなテクニックを教えていただけます。このテクニックは努力して徹底して練習すれば、必ず結果がついてきます。

ある程度の治療ができるようになると、紹介されて来られる方も、難しい人が増えてきます。 自分の力を信じてやっても、なかなか結果を出せない人が来られた時、私は、先生にアドバイスを求めます。 いつも先生の答えは、まるでその人を先生が実際に診たかのように的確です。 先生のアドバイス通り治療をすると、嘘みたいによくなります。 毎回必ずです。本当に不思議です。ここでは、長くなるので具体的に書けないのですが・・。

私が一番学びたいのは、斎藤先生のながーーーい、そしてご高齢にもかかわらず 、年中無休で臨床されていることに裏打ちされた生きた臨床経験です。

「私は仕事して疲れたという事は一度もないね 治療して疲れる人は、治してやろうという気持ちが強くて、相手に無理を強いているからです。相手も自分も疲れてしまう。相手の体が要求することだけやってあげればいい。すべて患者さんが教えてくれる・・・馬鹿でもできます（笑）」（先生）

毎回、講習会は楽しい雰囲気ですよ。写真参照（笑）


前の人の頭蓋骨を治療しています。