東北オステオパシー会

日本を代表するオステオパシーの権威、齋藤巳乗先生がつくった治療法である「誇張法」を学ぶ研修会です。

一泊研修会のお知らせ

2009年07月25日 | お知らせ
毎年9月に実施しております一泊研修会につきまして、詳細が決まりましたので、ご案内いたします。
会員でない方も大歓迎ですので、これを機会にオステオパシーの第一人者である齋藤巳乗先生の誇張法を勉強してみませんか。
参加ご希望の方には、申込書をお送りしますので、下記事務局まで、住所・氏名・電話番号をメールにてお送りください。

       ― 記 ―


■日程 :平成21年9月5日(土)12:45集合
               6日(日)昼食後解散
           
■場所 : かんぽの宿 いわき(TEL 0249-39-2670)

■テーマ :「誇張法による脊柱全体の調整法」
       神経支配別に、その働きや疾患および調整法を勉強します。

■参加費 : 非会員の方 30,000円 (一泊3食付・テキスト代込み)

■申込み締め切り : 平成21年8月15日(土)

研修時間は延べ7時間となりますが、例年、初日宴会後に一部屋に集まって「番外編講習会」があります。自由参加で、いろいろなテーマの質問に答えていただけますし、齋藤先生の神業も見られるかもしれません。どうぞお楽しみに。


お問い合わせは、
kairo-higenki@ksn.biglobe.ne.jp
事務局の鳥居まで。

自律神経の調整が大切

2009年07月18日 | お知らせ
「原因はここ」

受講生が頭から首、背中が調子悪いと訴え、組んだ方が胸椎から頚椎を丹念に1椎1椎調べて調整して、先生に見てもらうと
「原因はここ」と蝶形骨をいじりました
「どう?」(施術が終わり)
「あれ?えぇ?(背中、首を動かす)痛くないです」
「あれ、不思議!時間が経つ程、楽になる。どうして、先生治ったんですか?」
「それは9月にやりますから(笑)」(先生)
(9月の一泊研修は、脊椎と自律神経の調整を勉強します)

「先生は、ご高齢にもかかわらず毎日休みなしで臨床されていますが、高齢になれば多少は手の感覚は鈍ってくるものなのでしょうか?
どうしてそのような事をお聞きするかと言うと、この前、名人として有名な臨床家の内弟子をされていた方に聞いたのですが、その名人はご高齢になってから手の感覚も以前ほどではなくなり、晩年は無理やり治している状態だったと聞きました」

「私の場合、逆に感覚は良くなっています 以前は、治療に40分かかりましたが、感覚が良くなったので今は30分あればほぼ完全な治療ができます」(先生)

講習会で受講生の数が奇数だったので、あぶれた私はチャンスだと思い、先生のお体をお借りして練習させていただけないかとお頼みすると
「どうぞ~。」と先生
先生のお体を触っていたら、「先生は、身体を壊さないような生活されてきたんですね?」
と、ついつぶやいていました。(身体がそう言っている様な感じを受けた)
「そうですね。私の先生(古賀先生)は、『自分の身体を壊さない仕事をしろ』とそれはそれは厳しかったです・・・」
「教え始めて30年以上経ちますが、休んだのは1回だけです。
昔、受講生のお弟子さんに体を貸した時、側頭骨を挟まれて、夜中に『ばぁ~ん』と頭の中で音が鳴り吐きました。病院に行き安静を言い渡され1回だけ休みました。でも病院に行かなければ休まなかったけどね」

「先生、潰瘍性大腸炎は、どこを特に注意して施術したらいいでしょうか?」
「頭をやってあげて下さい」
「先生、つわりがひどい人は、どこを注意してやればよろしいですか?」
「自律神経を調整して下さい」
「先生、誇張法は安定期を過ぎなければ、使わない方がいいということはないでしょうか?」
「大丈夫です。生まれる前までやってあげれば、産道がスムーズに開いて(仙陽関節、恥骨が緩む)痛みも軽減します」
「先生、自律神経の調整をすることができれば、ほとんどの病気に対応できますね?」
「そうですね、ほとんど治せます」

 9月の1泊研修が楽しみです!