東北オステオパシー会

日本を代表するオステオパシーの権威、齋藤巳乗先生がつくった治療法である「誇張法」を学ぶ研修会です。

西日本オステオパシー会 7月のセミナーより

2015年07月21日 | お知らせ
関西の会員からの投稿です。

「あの~。
 患者さんがセーターとか分厚い服を着ている時は、
 その触診の仕方だと(脊椎の悪いこところは)分からないですよね?」

「いいえ。
 座布団の上からでも、鉄板の上からでも分かりますよ」

そう言われた直後、
デモ役でうつ伏せになっている参加者の背中に座布団を並べ、
頭から尾骨までを「スーッ」と軽く指で撫でる久原先生。

「ここと、ここと、ここ。
 座布団の上からでも、
 ちゃんと指が引っ掛かります」

「・・・!!」

2012年の7月7日、
私が初めてオステオパシー誇張法の講習会に参加した時の一コマ。

今思えば、アホなことを聞いたものです。


当時のノート

あれからちょうど3年が経ちました。

初めての講習会で
頭をトンカチで殴られた様な凄いショックを受け、
訳が分からないまま翌月も…また翌月も…と参加していくうちに、
蓋を開けてみれば3年間毎回欠かさず参加していました。

久原先生が毎月見せてくださる触診や手技は、
どれも特別な人にしか出来ない
特殊な能力のようにも見えました。

しかし、それは自分が漠然と描いていた
理想の姿に限りなく近いものでした。

「こんな凄いことが自分にも出来るようになるのか?」

疑いながらも、
目の前に素晴らしい理論と技術があったら、
施術家としてそれに取りかかるしかありません。
信じてやり続けるしかありません。

毎月学んだものを臨床で実践し続け、
2012年の冬には誇張法が私の施術の柱になり、
現在に至ります。

3年間やり続けてみて、
誇張法が完全に出来ているとは到底思えませんが、
3年前の自分より格段に成長しているのが分かります。
お客さまの数も格段に増えました。

やっぱり自分を信じて、勉強して、実践して、
やり続けていくしかないんやなぁと。

4年目に入った今も変わらず思っています。


前置きが随分と長くなりました。

7月のセミナーで行った実技は、顎関節と歯と舌の治療でした。

とても興味深く面白い内容で、
次回(8月1日)にも続きます。

今回は実技の写真を撮り忘れたので(汗)
芦屋のセミナー会場の様子をご紹介いたします。



この部屋はとても景色が良くて、
誇張法の様な静かな治療を行うにはもってこいの場所です。





たまにスズメも遊びに来てくれます。



いつもこの景色を見ながら実技を行っています。




誇張法のセミナーでは、
新規参加者を随時募集しています。

経験や資格の有無は問いません。

 臨床で壁にぶつかっている方。
 誇張法を一通り習ったけれど、実際に使えていない方。
 もっと深い治療をしたい方。
 今よりも患者さんのお役に立ちたい方など。

このセミナーで沢山の答えを見つけることが出来ると思います。

お問い合わせ・お申し込みは、下記アドレスまでご連絡ください。

myojuen☆yahoo.co.jp(☆を@に変えてください)