灯台守の唄

幅広く何でも書いている雑記ブログです

陛下の内偵

2021-05-27 21:08:00 | 中国ドラマ
ドラマ「如懿伝」。
毓瑚女官来た~~


陛下の直属の女官で、粛々と陛下の命のみ遂行。
他の人には従わない。仕えるのは陛下のみ。
こういう立ち位置の人好きなんだよね~





実際いたろうね、こういう陛下の隠密みたいな人。


なまじ陛下の妃になって寵愛を失っていくより、陛下の信任厚い女官になる方がかっこいいわ~
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「皇貴妃の宮廷」に瓔珞役の人が出てた!

2021-05-22 19:30:15 | 中国ドラマ
中国ドラマ「皇貴妃の宮廷」を最近見ています。
ものすごく面白いというのではありませんがそこそこ面白いです。
この中で侍女役で出てくる人が瓔珞やってた人に似てるな・・と思って調べたらやっぱ同じ人でした!
ウー・ジンイェンという女優さん。
この時は単なる侍女役だったのが数年後には「瓔珞」の主役でブレイクってすごい。

その「瓔珞」で、
「順治帝が寵姫であるドンゴ妃が亡くなった時たくさんの人を殉死させたのはひどい」と瓔珞が言って、
「世祖を論じるとは無礼者!」
と乾隆帝が叱るシーンがあるんですよね。

「皇貴妃の宮廷」はその順治帝とドンゴ妃のお話です。
順治帝→康熙帝→雍正帝→乾隆帝
となるわけで、乾隆帝にとっては曾祖父ってわけですね。

ドラマでは満州族VS漢族みたいな対立構造も描かれてます。
この辺、中国史を知らない者には判りにくいのですが、後に隆盛を誇る乾隆帝の前の時代ってことで、まだ清朝が不安定だった頃なんでしょうね。

一方テレビでは「如懿伝」を二度目の視聴中。
お話としてはこっちの方が面白い。



嫻妃の衣装が毎回素晴らしくて。
髪飾りや衣装の色合いが絶妙で、このドラマの衣装担当さんは相当センスがいい!とうならせられます。
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妃たちの称号は面白い

2021-05-07 19:30:04 | 中国ドラマ
「如懿伝」で皇太后が慧妃の称号を見て、
「本人にそぐわない慧の字を与えられるとは皮肉だな」
と言うシーンがあります。

この妃達の称号、私、すごく興味があって、乾隆帝の後宮の一人一人の称号を眺めるのが好きです。
称号にはおめでたい字、いい意味を持つ字が選ばれます。
それと同時に本人の気質を表す字が与えられた節もあり、この人はこういう人だったんだろうと想像するのが楽しいのです。

ちょっと中国語訳を調べてみました。

・嫻妃の「嫻」→上品である、しとやか
・令妃の「令」→美しい、すばらしい、よい
・慧妃の「慧」→さとい、賢い
・純妃の「純」→純粋である、混じり気がない
・慶妃の「慶」→祝う、慶祝する、祝賀する
・哲妃の「哲」→知恵がある
・嘉妃の「嘉」→よい、立派な
・穎妃の「穎」→英才、天才
・愉妃の「愉」→楽しい、愉快である
・舒妃の「舒」→伸びる、広がる、伸びやか

ドラマでは薄幸の妃として描かれることが多い愉妃ですが、「愉」という称号を与えられた所を見ると、実際は明るく楽しい人だったのかもしれません。
彼女が生んだ第五皇子は乾隆帝の皇子の中でも一番出来が良かったそうです。

嫻妃はいかにもという意味ですね。
中国語では「シェンフィー」と発音し、とても響きがいいです。

でも称号として好きなのはやっぱり令妃。
シンプルで判りやすく美しい。

この称号、妃達にとっては結構気になる物だったのではないでしょうか。
「ええ~その称号はちょっと・・」
と思った人もいたろうし、
「やったー素敵な称号だわ!」
と喜んだ人もいたろうし。
こういうのは漢字を持つ国の醍醐味ですね。

慧妃の肖像画。
悪役として描かれることが多いですが絵を見る限り優しそう。
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嫻妃に同情

2021-05-03 19:28:55 | 中国ドラマ
東京MXで放送中のドラマ「瓔珞」。
これが終わったら「如懿伝」をやってくれないかな~と思ってたんです。
そしたら番組表見たら「瓔珞」最終回の後に「如懿伝」となってる!!
びっくり!!
ほんとに「如懿伝」をやってくれるなんて!!
これでまたしばらく楽しめますよ。

本日最終回を迎えた「瓔珞」。
ネットで一度見ましたので今回は二度目の視聴でした。
一度目は令妃を応援する立場で見てましたが、二度目は皇后こと嫻妃に最後かなり同情してしまい。

更年期の症状が現れ、精神的にも不安定になる嫻妃。
そこに跡継ぎ問題が加わり、袁春望の手の上で転がされ。
因果応報とはいえ可哀相でした。



「陛下を一番愛したのは自分だ」という彼女の言い分は
実は間違ってないと思います。
令妃は復讐のために入内したし、純妃も傅恒への愛が破れてから陛下にすりよったわけで。
陛下を真摯に愛したのは嫻妃だったのです。

陛下ももう少し古い妃を大事にしてあげるべきでしたね。
そんな嫻妃に対して自由きままな生活を謳歌する令妃。
陛下の寵愛もほしいがまま。
二人のイチャコラなシーンには正直イラッとすることも。
一度目の視聴では微笑ましかったんだけどな~
何回も見ると見方が変わってくるもんだ。


嫻妃役の女優さんうまかったです。

愛新覚羅王朝が今でも続いていたら、とふと思うことがあります。
かつては日本の皇族も嫁いだ愛新覚羅家。
日本の皇室とどういう交流をしたか、このコロナ禍でどんな存在で有り得たか、とか考えると興味深いです。
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