灯台守の唄

幅広く何でも書いている雑記ブログです

瓔珞は女半沢直樹

2020-10-25 21:30:00 | 中国ドラマ
amazonのレビューで↑こう言ってる人がいて、
確かにそうだ!と思いました。

☆復讐方法は正義にのっとった、他の人の為にもなる復讐。
☆弱い者の味方。
☆主人公の弁が立つ。
☆裏切りにつぐ裏切り。
☆とりあえず話が進んで、謎解き場面で「あの時実はこういうことがありました」みたいな、過去にフラッシュバックする編集の仕方。
☆見終わって「なるほどそうだったのか!」と膝を叩きたくなる。
☆スカッと爽快な気持ちになれる。

うん、半沢直樹と同じだ。
舞台は銀行業界と後宮とでだいぶ違いますが、
頭取→陛下
役員達→妃達
ってところでしょうか。

公平で第三者的立場な皇帝陛下ですが、瓔珞の復讐は陛下にも向かっていくんだよね。半沢も、頭取に牙をむいてく場面があったっけ。

二つのドラマとも「国とは」「政治とは」「皇帝とは」「皇后とは」みたいな壮大な議論に発展していって、半沢にしろ、瓔珞にしろ、両者の弁舌聞きほれます。

あー、半沢直樹もまた見たくなってきた。
今年は秀逸なドラマに出会えた幸せな年でした。
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ソニア王妃と原色

2020-10-04 18:23:30 | ロイヤル
国王陛下の体調が悪く、王太子が代理を務めているというノルウェー。
まだ悪いのでしょうか。

ノルウェーのソニア王妃は王族の結婚式に出席の際、鮮やかな原色のドレスをお召しになることが多く、見る人の目を楽しませてくれます。













たびたび着用されているエメラルドの素晴らしいティアラは
「ロイヒテンベルク公爵夫人のティアラ」とも「ジョゼフィーヌ皇后のティアラ」とも。

王妃から嫁や孫に受け継がれていくのでしょうが、その内イングリッド王女が豪快にかぶりこなしてくれそうです。
コメント (4)
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名節と正義、どちらが大事なのでしょうか。

2020-10-03 09:00:34 | 中国ドラマ
タイトルはドラマ「瓔珞(えいらく)」で皇帝の妃、陸貴人が皇帝に問いかける言葉です。見ててずしんと心に響き、考え込みそうになりました。
深いなあ。一言でこっちだと答えを言うにははばかられる問いだなあ。

名節という言葉を初めて知って。
調べたら「名誉と節操」だそうです。
中国ドラマでよく出てくる言葉っぽいです。
この名節を大事にして昔の女子は自ら命を絶つこともあったと。
罪深い言葉であり、誇り高い言葉でもあり。
昔の女子の一生を左右する言葉だったのですね。

そんなわけで見終わりました、ドラマ「瓔珞」。
傅恒は瓔珞を守り通した一生でした。
皇帝の物となった彼女を、皇帝が立場があるから彼女を守りきれない分を自分が守るという非常に分をわきまえた愛し方で。
「え、いいの?それで。もっとこう融通きかすとかさ・・、ちょっとくらい女遊びしても罰当たんないよ・・」
とか見てる方が思うくらいの、いらいらするくらいの高潔さで。
でもこの切ないくらいの高潔さが彼の魅力だったんだなあと。

瓔珞は来世は彼を守ると約束してましたが、結局、彼女は皇帝と傅恒、どっちをより好きだったのかという答えは出ていません。
皇帝もそのことでずっとやきもきしていたし。
でも瓔珞は同じくらい二人の男性を愛したんじゃないですかね。
皇帝もいつの頃からか許した感じ。

とはいえ私はやっぱ皇帝派。
瓔珞がずけずけと陛下に物言うシーンがリピートするくらい好きです。
閨でも
「陛下、ごそごそ動かないで下さいよ~よく眠れません」
とか言うし。お布団の取り合いとかするし。

女官時代は「いけすかない男」だの「皇帝は妓楼の妓女と同じだ」とか言っちゃうし大笑いです。
遠慮のない、庶民の夫婦みたいな掛け合いがいいのよね。

陛下は瓔珞が長いこと避妊薬を飲んでたのを知ってショック受けちゃうんですけど。実際の瓔珞のモデル孝儀純皇后も18歳で入内して、最初の子を生むまで11年の空白があるんですよ。

この11年に何があったのか気になります。
娘盛り、女盛りに子を生まず、30近くになってようやく最初の子を生んだのはなぜ?
誰かに遠慮してたのか、後宮の陰謀で薬を飲ませられてたのか、非常に気になるところ。

ドラマでは瓔珞は自分の母が自分を生んで死んだから出産に対する恐怖があった、母親になる準備ができてなかったと陛下に告白。
これはこれで嘘を言ってるとも思えず本当なんだろうなと思いました。
復讐と寵愛のはざまでデリケートな問題を解決せざるを得なかった瓔珞は大変でしたね。

この瓔珞は本当に豪胆な人で。
豪胆だけど、とんちが利いて、臨機応変に動けて小回りもきくというか。
いいなあこういう人、と憧れることたびたびでした。
まだ過去の話をあっちこっちリピートしてる最中で抜け出せてはおりません。早く次のドラマを見たいと思いつつ、もうちょっとこのドラマ「瓔珞」の余韻を楽しみたいところです。
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