★真夜中のひとりごと★

二児の母「たっちー」のひとりごとです。

あと一日だけ

2005年10月13日 | ★道をひらく
菅野美穂主演の「あいのうた」というドラマを観た。
あの気持ち、まさに私が考えているのとほぼ同じ。
大きく違うのは私には見守ってくれている人がたくさんいてくれることかな。

あいのうた」のホームページを見たら、主人公は性格ブスだって。
って、ことは私は性格ブスなのか…。そうかもしんない。
やっとそのことに気づかされた。
恋愛の本とか読むと「正しい恋愛」とか、「いい恋愛」とか書かれていることの正反対をしていた。そういう本を読むとダメ出しを食らって、つらい。つらいなら読まなければいいんだろうけど、気になって読んじゃうんだよねぇ。

そんなぶざまな自分を思い知り、「あいのうた」の主人公と同じで、苦しみから逃れたくて、いっそ死んでしまえたらと一番いけない後ろ向きな考えが浮かんでは消える。

だけど、無理に押さえ付けずいっそのことその「死にたい」気持ちをも肯定してあげたらどうだろうと思った。私が死にたいのはわかった。死ぬのは簡単。死のうと思えばいつでも死ねる。でも、せめてあと一日だけ生きよう。明日死ぬのならば、今日ですべてが終わりなのだから、今日一日のことを精一杯やろう。

明日で終わってしまうと考えれば、過去の悲しいことや嫌なことなんてどうでもよくなるし、ずっとあるのが当然と思ってしまっている未来の不安もなくなる。この考えでいくと、必ず「今日」という日しかなくなる。

「いま、ここ」 だ。

苦しい未来が永遠と続くのではないかと今はどうしてもそう考えてしまうし、ポジティブになろうとしてもどうしてもイメージできなくて考えられなくて、悪いことばっかり考えちゃうからとても憂鬱になって苦しくなって、さらに過去の良かったことを美化して、さんざん後悔したりするんじゃないかなって思った。

そんなネガティブな考えをなかなか変えられないなら、
それを逆手に取ってみようと思った。

明日死ぬならと考えると、苦しみや不安はもう続かない、過去も未来もない、
今日をとにかく生きればいいんだと思うと、とても気が楽になる。


もう、あと一日だけ生きよう。
それを毎日続ける。


極端な考え方だけど、ちょっとそうしてみようと思う。
コメント (2)
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