管理職も行政も教えてくれない 学校の「今のあたりまえ」 若い教師に伝えたいこと

今当たり前と思っていることも、よくよく考えてみれば、問題だらけ。若い人には、ぜひ読んで、考えてもらいたいものばかり。

はいたつです のばかばかしさ

2015-06-08 21:34:10 | 生活指導、学校のきまり
全校あげて、子ども達に「はい、立つ、です」を徹底させようと、管理職から提案されたと、友人が電話で訴えてきました。
はい、と元気よく返事をして、
椅子からきちんと立ち上がり、
「~です」と、発言の文末をそろえる
それを全クラス、全員ができるように指導しなさいとのことです。

私のクラスは、ほとんどが対話形式で行っているので、もしうちの学校でも提案されたら困ってしまうなあと考えながら聞いていました。
友人の学校では、「命令」とあるものの、それがなぜ必要なのか、なぜ学校あげて取り組む必要があるのか、なにも話し合いがなかったと言います。
私は、その提案内容よりも、それについて論議がされないことに、非常な違和感を覚えました。

学校には、摩訶不思議・・・といったものがたくさんあるのに、意外となにも論議の対象、吟味の対象になってこなかったものがたくさんあります。

これから少しずつ、紹介していきながら、私の考えを書いていくことにします。