goo blog サービス終了のお知らせ 

ドクダーさとうの自然情報

ドクダーが見つけた身近な自然情報

ゴイサギ(幼鳥)

2013-02-10 17:31:33 | 
サギ科。全長約60センチメートル。
 成鳥は、頭上と背が緑黒色で、後頭に数本の長い白色冠羽があり、翼、腰、尾は灰色、下面は汚白色である。
 幼鳥は上面が褐色の羽毛で被われ、黄褐色の斑点が入る。この斑点が星のように見える事からホシゴイの別名がある。下面は汚白色の羽毛で被われる。虹彩は黄色がかったオレンジ色。幼鳥の姿は、猛禽類を思わせる精悍さだ。
 参照:2006年8月17日 ゴイサギ成鳥

エナガの水浴び

2013-01-30 22:18:04 | 
エナガの水浴び


 全長13.5cm。体重は8グラムほどで,小さい。綿を丸めたようなからだに長い尾羽がついた、かわいらしいシジュウカラに近い仲間。
 平地にも山地にもすみ、繁殖期にはコケを集めて木の枝に球形の巣を造り、外側にクモの糸でウメノキゴケを貼りつけ、内部には鳥の羽や兎の毛などを敷く。

 参照:2006年3月31日 2011年12月30日(エナガの群れ)

ルリビタキ雄

2013-01-23 23:03:09 | 
ルリビタキ雄


 雄は上面が青く、胸は白色、腹は淡褐色。雌の上面は灰褐色。雌雄ともにわきはオレンジ色である。4~8月の繁殖期には暗い針葉樹林内に生息するが、冬は平地や低山の林縁にいることが多い。

参照:2011年3月14日(雄)2009年2月26日(雌)

バン冬羽

2013-01-19 22:49:44 | 
クイナ科。体長32cm。
 嘴の先端部は黄色で、基部から額(ひたい)は赤色である。足は黄色で大きい。
 長い足を高く上げながら水際や浮いた水草の上を歩き回る。泳ぐことも水にもぐることもできるが、足に水かきはなく、尾が高く上がった前のめりの姿勢でぎこちなく泳ぐ。食性は雑食性で、昆虫、甲殻類、植物の種などいろいろなものを食べる
 冬羽では夏羽の鮮やかさが消え、各部の色が淡くなってくる。嘴も黒味を帯びる。バンの生活する環境に応じて保護色として役立った体色である。写真は額板があまり発達していないので、幼鳥かもしれない。

 参照:2009年12月6日 2008年2月12日

スズガモ雄

2013-01-17 23:19:06 | 
カモ科。全長はオスが約46 cm、メスが約43 cm。
 小型の潜水ガモ(海ガモ)類であり、成鳥はくちばしは灰青色で目は黄色。オスは黒い頭で緑の光沢がある。メスは全体的に褐色。嘴の基部に白い斑がある。キンクロハジロと配色が似ている。
 越冬期には、主に内湾など波の静かな海に大群で生息する。ただし小数の群れで海や海に近い湖沼等にも分布する。
 主に潜水して採食する。頭から水中に1分近く潜ることもある。アサリを始めとする貝類などを食べるが、水草を食べることも希にある。昼間のみならず、夜間も採食する。貝類を採食する時は、貝殻ごと丸呑みにし砂嚢(砂肝)で消化する。



ウソ雄

2013-01-12 21:05:22 | 
アトリ科。全長15-16cm。
 体はスズメよりやや大きく、頭の上と尾、翼の大部分は黒色、背中は灰青色。くちばしは太く短く黒い。雄の頬、喉は淡桃色をしているが、雌にはこの淡桃色の部分はない。雄は照鷽(てりうそ)、雌は雨鷽(あめうそ)と呼ばれる。
 繁殖期は山地の針葉樹林に生息し、非繁殖期には低地の林にも生息する。非繁殖期は小規模の群れを形成する。冬には南下し平地の林でも見られます。
 木の実や芽、昆虫などを食べ、時にはサクラ、ウメなどの花やつぼみもエサとなる。



アカゲラ雄

2013-01-05 22:23:55 | 
キツツキ科。全長24㎝。中型の典型的な北方性のキツツキ。
 黒、白、赤の3色からなる。背は黒く、肩羽先端が白くて、逆「八」の字状に見える。腹部や尾羽基部下面(下尾筒)は赤い羽毛で覆われる。翼の色彩は黒く、中雨覆や大雨覆に白い斑紋が入る。嘴や足の色は黒い。
 オスの成鳥は後頭が赤い羽毛で覆われ、和名の由来になっている。メスの成鳥は後頭が黒い羽毛で覆われる。幼鳥は雌雄とも頭頂が赤い羽毛で覆われる。
 樹木の幹から枝にかけて登りながら、樹皮の表面や割れ目、特に枯死部で採餌する。枯死材の中にいる甲虫の幼虫をとり出す。アリ類やチョウ・ガ類の幼虫も食べる。植物食ではヌルデやウルシの実、ノイバラやヤマブドウなどの果実などを食べる。
 赤が特徴的で、3色がおめでたい。新年にふさわしい色の鳥です。


ジョウビタキ♀

2012-12-17 22:00:57 | 
ツグミ科(ヒタキ科)体長は13.5-15.5 cm。スズメよりわずかに小さい。
 オスは頭上が白く、目の周りが黒いのが特徴である。メスは頭が淡褐色でオスとは簡単に見分けられる。胸から腹、尾にかけてはオスメスとも橙色をしている。翼は黒褐色だが中ほどに白くて細長い斑点がある。
 平地からの低山の明るく開けた林の中に生息する。冬の日本では人里や都市部の公園などでもよく見られ、身近な冬鳥の一つである。
 非繁殖期はオスメスともに単独生活を行い、縄張りを作って同種を排斥する習性があり、異性個体や鏡に映った自分の姿にも攻撃を加えるほどである。おじぎのような姿勢で鳴き声をあげて縄張り争いをする。しかし人間に対する警戒心はわりと薄く、3-4 mくらいの所に降り立つこともある。
 昆虫類やクモ類などを捕食するが、冬にはピラカンサなどの木の実もよく食べ、ヒサカキなど実をつけた木によく止まっている。
 樹洞、崖のくぼみなどに枯葉や苔を使って皿状の巣を作る。5-7個の卵を産み、主に雌が抱卵する。

参照:2006年1月8日 ジョウビタキ♂

カワウ

2012-09-06 22:00:05 | 
ウ科。留鳥。
 名前の由来は文字通り「川」に生息する「鵜」である。ただし、河川のみならず、河口付近や浅海域でも普通に見ることができる。
 全長約82cm。全身がほとんど黒色で大形のウ類であり、色、大きさともウミウに似るが、背や翼には褐色みがあり、くちばしの基部の黄色い口角部分には丸みがある。雌雄同色で、全体に黒い羽色だが、繁殖期には婚姻色として頭部が白くなり、腰の両側に白斑が出る。
 公害規制による河川水質の向上で餌となる魚が増え、1990年代以降、その数は飛躍的に増加し、フン害も出て増えすぎているといわれる。
 写真は、翼を乾かしているカワウ。

モズ雌雄

2012-04-22 21:11:03 | 
モズ雌雄


参照:雄:2005年12月2日、2012年1月19日
   雌:2012年3月19日(写真)
   はやにえ:2007年12月18日
   えさとり:2009年12月13日