ドクダーさとうの自然情報

ドクダーが見つけた身近な自然情報

ツマグロヨコバイ雄

2013-03-27 22:58:16 | 昆虫
ヨコバイ科。成虫の体長は4 - 6mmほど。
 体は上下に平たい紡錘形をしている。胸部が一番幅広く、それ以降は長い羽に沿って後方へと狭まる。全身が黄緑色をしているが、オス成虫では前翅の先端1/3ほどが黒くなっており、和名はここに由来する。メス成虫の翅の先端は黒くなく、かすかに褐色になる程度である。
 幼虫・成虫ともイネの茎などに口吻を差しこんで汁を吸う他、萎縮病・黄萎病などイネの伝染病を媒介するので害虫として扱われる。
 バナナムシとも呼ばれる。

マヒワ

2013-03-20 22:41:40 | 
アトリ科。全長1センチ。冬鳥。
 尾羽は黒い。翼は黒く、羽縁は黄色。嘴は細く、色彩は薄いオレンジ色。
 オスの成鳥は喉と額から後頭が黒い羽毛で覆われる。顔や胸部、腰は黄色い羽毛で覆われる。後頸から背中は黄緑色、腹部は白い羽毛で覆われ黒褐色の縦縞が入る。メスの成鳥は上面が緑褐色の羽毛で覆われ、黒褐色の縦縞が入る。
 平地から山地にかけての針葉樹林、林縁などに生息する。繁殖期以外は群れで生活する。
 食性は植物食で、果実(ダケカンバ、ハンノキなど)、種子、芽などを食べる。


テングチョウ

2013-03-09 22:49:22 | 昆虫
テングチョウ




20℃を越える、今年最高の気温で多くの動物が動き出していました。この日は、キタキチョウ、ルリタテハ、ムラサキシジミとテングチョウだけでなく、越冬チョウを見かけました。

参照:2012年3月20日

ジョウビタキ雌

2013-03-04 22:25:48 | 
ジョウビタキ雌


ツグミ科。冬鳥。雌雄異型。
 雄は頭部が銀灰色、背は黒褐色、下面と尾は赤褐色。雌は上面が淡褐色で下面は淡い。雌雄ともに翼に白い斑紋(はんもん)があるので「紋付鳥(もんつきどり)」とよばれることがある。
 明るい林の樹洞などに巣をつくり、5~7個の卵を産む。冬も、明るい林や公園などにすみ、1羽ずつ縄張りをもち、ヒッヒッとよくとおる声で鳴き、また低い木の枝に胸を張って止まり、尾を振って頭を下げる独特の動作をする。
 昆虫食。

参照:2012年12月17日 ジョウビタキ♀
   2006年1月6日 ジョウビタキ♂