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ドクダーさとうの自然情報

ドクダーが見つけた身近な自然情報

イシモチソウ

2020-05-24 22:33:03 | 植物
モウセンゴケ科。食虫植物。
 多年草。湿原の周辺や湿った荒れ地などに生育し、湿原そのものには生育しない。茎は高さ20cm前後。葉には長い腺毛があり、小さな虫を粘液球でとらえ、消化・吸収する食虫植物である。初夏に直径1.5cm程の白い花を咲かせる。盛夏には休眠し、枯れてしまう。
 和名の由来は葉の腺毛に小石が引っ付くという意味。写真には、ガガンボらしきものがついている。

コバノカモメヅル

2018-09-23 22:53:55 | 植物

ガガイモ科 つる性で、他の草などに巻きついて、高さは2mから3mほどになる。
 葉は葉柄があり、茎に対生し、形は先が尖り、縁は全縁。
 花期は7月から9月。径7から9mmほどの暗紫色をした星型の花をつける。
 花が終わると径7mm、長さ5から7cm程度の、ガガイモ科特有の袋果(実)をつける。秋に袋果が割れ、種髪(毛束)をつけた種子がはじける。

ナンバンギセル

2016-11-13 18:47:33 | 植物
ハマウツボ科。
 イネ科の単子葉植物(イネ、ススキ、サトウキビなど)の根に寄生する。寄主の根から吸収した栄養分に依存して生育するため、寄主の生長は阻害され、死に至ることもある。
全長は15-50cm。葉は披卵形、長さ5-10mm、幅3-4mm。
花期は7-8月だが、写真は10月。赤紫色の花を1個つける。花冠は筒型で、唇形になる。花冠裂片の縁は全縁。蒴果は球状で、種子の大きさは0.04mm。


オケラ(植物)

2016-10-24 22:09:58 | 植物
キク科。高さは50〜100cm。
葉は茎の下部では奇数羽状複葉になる。花序の下側につく苞葉も羽状。
花は白〜ごくうすい紅色で、アザミに似て筒状花だけの房状の頭状花序となる。雄しべと雌しべの両方を持つ両性の株と、雌しべだけが機能する雌株がある。
花期は9~10月頃。

フユノハナワラビ

2015-12-31 17:55:12 | 植物
 ハナヤスリ科ハナワラビ属 冬緑性シダ植物
 向陽の山野に生える。栄養葉の柄は長く、基部近くで胞子葉を分岐する。栄養葉は葉軸が三岐する。小羽片は広卵形で鈍頭、辺縁は鈍鋸歯。葉柄や羽軸は無毛。胞子葉は栄養葉より長く、上部につく胞子嚢穂は2回~3回羽状に分岐し、円錐状に丸い胞子嚢をつけ、秋に熟した後に枯れる。ハナワラビ属(Botrychium)は、担葉体の上に栄養葉と胞子葉を持つというハナヤスリ類の典型的な形を持ちながら、栄養葉と胞子葉が共に羽状複葉のものが含まれる。担葉体は多肉質で、肥大成長をする例がある。これはシダ植物中では極めて異例である。栄養葉は1-4回羽状複葉であるが、最下の羽片がやや発達する傾向がある。胞子葉は1-2回羽状複葉、葉身はなく、軸に直接に丸い大きな胞子のうがつく。
似たものにオオハナワラビやアカハナワラビがある。

シャシャンボ花

2014-07-06 23:13:52 | 植物
ツツジ科。
 高さ数mになり、葉は長さ3~8cmで先端は鋭く尖る。花は5月から7月に咲き、白色の壺状の花を房状に多数付ける。果実は秋に黒く熟し、甘酸っぱくておいしい。常緑のブルーベリーである。
 葉腋から長さ5cmほどの花序が出ている。葉に隠れて花序は見つけにくい。花は小さな壺形で、長さ5mmほど。先端は5つに分かれ、反り返っている。表面には白色の微毛が密生している。

参考:2012年2月2日 シャシャンボ果実

 

コアジサイ

2014-06-19 22:22:33 | 植物
ユキノシタ科。樹高は1-1.5m。
 葉に長さ1.2-4cmになる葉柄があり、枝に対生する。葉の形は卵形から倒卵形で、先は鋭尖形、基部は円形または広いくさび形になり、長さ5-8.5cmになる。縁は規則的で大きな鋸歯がつき、葉の表面、裏面ともに毛が散生する。
 花期は6-7月で、径5cmほどの花序を枝先に複散房状につける。アジサイ属に特徴的な装飾花はなく、すべてが普通花で両性花だけからなり、白色から淡青色の5弁花が密集する。林間にひっそりと控えめに咲き、近づいて見ると清楚で、しかも粋な花である。

ハナイカダ雄花

2014-05-15 22:06:52 | 植物
モチノキ目ハナイカダ科。
 落葉性の低木で、高さは2m程度、太くはならない。
 若い枝は緑色で無毛、あまり木質でない。葉は互生、楕円形で長さ6~12cm、楕円形で浅い緑色で柔らかい。その縁は低い鋸歯になっており、それぞれの先端が少し突き出す。
 雌雄異株。花は淡緑色で、花弁は3-4枚。春に葉の中央に1~2個(雌花)または数個(雄花)の花が咲く。葉の上に花があるのが、印象的である。
 まさに名前の由来は花筏であり、花の載った葉を筏に見立てたものである。
 果実は黒い液果で種子を2-4個含む。この液果は甘味があり食べられる。

スルガテンナンショウ果実

2013-12-03 22:26:38 | 植物
サトイモ科。
 ムラサキマムシグサなどに似ているが、仏炎苞の中にある付属体の先端が鍵状にくびれるのが特徴。 ムロウテンナンショウの亜種と分類されている。
 葉は2個つき、1個の葉は明瞭に小さい。小葉は7~17個つく。偽茎にはムラサキマムシグサと同じような模様がある。仏炎苞は淡緑色、白い縦筋があり、内側には細かい乳頭状突起が密生し、先が尖る。仏炎苞の中に肉穂花序があり、多数の花がつき、上部に付属体がある。
 普通は雌雄異株。栄養状態で変化し、大きくなると雌株になり、小さいと雄株となる。両性のときもあり、仏炎苞を上から覗くと確認でき、雄花は仏炎苞の筒部の基部に隙間がある。付属体は淡緑色、太く、先端が細くなり、前にやや曲がり、大きく膨らみ鍵状にくびれる。
 果実は液果、多数つき、直径5~8㎜のやや歪んだ球形、秋に橙色に熟す。種子はほぼ白色、長さ3~3.5㎜の球形~丸みのある4稜形、果実に1~4個入る。
 ユニークな植物で、有毒である。


ウマノスズクサ

2013-09-26 22:06:31 | 植物
ウマノスズクサ科。
 多年生のつる植物だが、地上部は毎年枯れる。
 葉は古代の銅剣とトランプのスペードのマークの中間のような形をしており、緑色で質は薄い。
 花は7 - 9月に咲く。葉腋から伸びる柄の先につく花は、ラッパ状に細長く、やや曲がっており、先端は平らに開いて、一端がやや尖るという奇妙なものである。基部がやや膨らんでおり、雄蘂と雌蘂はここに収まる。花弁に見えるのは、実際には萼である。
 果実は楕円形で裂け目があり、緑色から茶色に熟すると基部から果柄ごと6つに裂け、丸みを帯びた台形の平べったい種子が露出して飛散する。果実ができることは非常に珍しい。
 ジャコウアゲハやホソオチョウなどの幼虫の食草。