ドクダーさとうの自然情報

ドクダーが見つけた身近な自然情報

ウメモドキ 花

2008-05-24 23:06:24 | 植物
モチノキ科。落葉小高木。雌雄異株。
 写真は雄花。
 5~7月頃、淡紫色の花を咲かせる。葉腋に雄花は多数、雌花は2~4個の花を付ける。花弁は4枚で、雄花には4本のおしべがあり、雌花にはめしべとともに小さなおしべが4本ある。
 果実は9月頃から赤く熟し12月頃に落葉しても枝に残っている。庭木、鉢植、盆栽、活け花に使われるが、鑑賞の対象は花より果実である。
 湿原の周辺などの湿った場所に生育することが多い。
 葉は長さ2~7cm。縁に小さな尖った鋸歯があるのが特徴の1つ。表面にはわずかに毛があり、裏面には脈上に短毛が多い。


アズマヒキガエル幼体

2008-05-13 23:12:48 | 自然
ヒキガエル科。
 アズマヒキガエルのおたまじゃくしの尾が消え、陸上生活の始まりです。卵塊から約2ヶ月が経ち、鰓呼吸から肺呼吸へと変化します。
 沢山いたおたまじゃくしも水辺から消えようとしています。鳥やヘビなどの外敵から逃れたものが陸上生活へと移り、大きくなっていきます。

アオモンイトトンボ交尾

2008-05-12 23:02:27 | 自然
イトトンボ科。31㎜~36㎜。
 胸部側面が美しい淡緑色で腹端が青色のイトトンボ。
 平地や海岸付近の池沼、水田、湿地などで広く見られる。生息場所からあまり離れない。
 アジアイトトンボとよく似るが、本種では腹部第8節の全体が青く色付く。
 メスは未成熟の時は全身赤く、成熟すると緑色になる。アオモンイトトンボのメスは異色型、オス同色型の2種類ある。オス同色型はオスより腹部が太いので識別できる。

サワフタギ花

2008-05-03 22:31:08 | 植物
ハイノキ科。落葉低木。
 名前のように、細い山間渓流を上から覆うように生育していたり、湿原の周辺に生育して群落を形成していたりする。
 高さ5mほどになるというが、多くは1m程度。
 葉はつやがなく、縁には細鋸歯がある。
 花は4~5月頃に咲き、白色。5~6月のはじめにかけて咲く。花は総状に咲き、直径7-8mm。雄しべが飛び出て、よく目立つ。秋には果実があざやかなルリ色となり、美しい。