金沢市立玉川図書館の秋季展「山村に生きるー瓜生村役人中山文庫を中心にー」を見て来た。
藩政後期に能登國羽咋郡瓜生村で代々組合頭を勤めた中山家に残る中山文書が玉川図書館に加わったのを機に開催された。
瓜生村は現在の河北郡津幡町にあった46軒187人の小さな山村である。
写真の絵図でも分かるが越中國射水郡に接している。
三国峠の近くだから礪波郡や加賀國の河北郡にも近く宝達山の山の恵みと農耕で生活していた。
獣害もあったので藩の許可で鉄砲が3挺あった。
炭焼きも行われたので炭屋・質屋・古金等の商売人も居た。
こんな小さな村でよくぞ文書を残してくれたと感心する。
生まれ故郷の射水郡島村で十村を勤めた折橋家にも古文書があり公開しているらしいので一度は見てみたい。
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