ユナイテッドシネマ金沢で「大コメ騒動」を観て来た。(写真はパンフレット820円)
大正7年富山県の貧しい漁村で起きた「米騒動」を映画化したもので、この市民運動が全国に広がり当時の内閣を総辞職にまで追い込んだ。
米騒動は知っていたがここまで史実に基づいて作り上げた本木克英監督やスタッフに敬意を表したい。
主演の井上真央さんや俳優の富山弁は難しい新川地域の老人が使う言葉なのに完璧に近いものだった。
室井滋が演じた屋号(きよんさ)のおばば役は適任で良かった。
主題歌「愛を米て」は米に拘ったのか「米米CLUB」が担当したのも良い。(CDがリリースされている)
井上真央の夫役の名前が自分と同じ「利夫」で上映中に何度が出て来たのでドッキとした。
1月8日に全国ロードショーだったが遅れて今日になってしまったが、涙が出る場面もあり米騒動を知る為にも全国民に観てもらいたい。
上映が終了する映画館もあると思うのでネットで調べて是非行って貰いたい。