初めて主翼を自作した。なんと言っても初めてなので試行錯誤したが、どうにか完成させ、飛行させた。
飛ぶには飛んだ。
しかし喜んだのもつかの間、激しい頭上げと機敏すぎるエルロンを制御するのが精一杯でトリムを合わせる暇も与えてくれない。
風も少し強めだった。ようやくトリムを合わせて一段落すると今度は風に流されてやや遠いところに飛んでいった。低翼ラスカル機なら問題の無い距離だったが、この機体は非常に視認性が悪く、機体がどっちを向いているのかさえ分からなくなり、とうとう落としてしまった。
せっかく引き込み脚にしたのに使う暇も無かった。
今回もS氏に写真を送り、この機体の問題点を見てもらった。以下がS氏からのアドバイスである。
主翼、尾翼とも面積が小さく感じる。翼面加重は15以下が理想で、20を超えないように注意する。
厚翼は小型機には向かない。
透明フィルムは視認性が悪い。
フィルムのしわをきれいにしておかないと、乱流の中ではエルロンの効きが悪くなる。
などであった。そして丁寧に、次の実験材料として翼の面積の広げ方を解説した写真まで添付してくれていた。
翼面加重という言葉は今までも何度もいろいろなラジコン関係のページで見かけたが、この5号機で失敗するまでは真剣に計算しようとは思っていなかった。ここで初めてS氏に言われたように計算してみると、理想は15以下だというのに私の5号機では35という結果が出た。
これが非常に重要だと身を持って知らされたのは、S氏のアドバイスに従って翼の面積を増やし、テスト飛行させた時だ。
同じ飛行機とは思えないほど飛びが変わった。
効きすぎたエルロンという表現をしたが、こうなったのは、要は水平飛行の安定が悪く、しょっちゅうエルロンをあててやらねばならず、しかも重い翼面加重の機体は早く飛ばないと機体が浮かないのでスピードも出ていたことに原因があるようだった。
主翼にもう一段階上反角をつけた翼を両翼に付けたし、尾翼の面積も増やして飛行させてみると、あのじゃじゃ馬だった機体が一転、癒し系のまったり飛行になってしまった。小学生のころに飛ばしたゴム動力の飛行機、あの飛び方そっくりで思わず笑ってしまったほどだ。
スロットルは半分くらいでゆっくりと飛んでくれるし、舵の効きも悪くなかった。ただスロットルを入れると頭上げを起こし、下げると急降下を始める。そして少しアップを打つとまだぐーんと登っていくの繰り返しで、まさにゴム飛行機そのものだった。
ともあれ、これからは翼面加重をきちんと計算してから機体を製作することにしよう。
飛ぶには飛んだ。
しかし喜んだのもつかの間、激しい頭上げと機敏すぎるエルロンを制御するのが精一杯でトリムを合わせる暇も与えてくれない。
風も少し強めだった。ようやくトリムを合わせて一段落すると今度は風に流されてやや遠いところに飛んでいった。低翼ラスカル機なら問題の無い距離だったが、この機体は非常に視認性が悪く、機体がどっちを向いているのかさえ分からなくなり、とうとう落としてしまった。
せっかく引き込み脚にしたのに使う暇も無かった。
今回もS氏に写真を送り、この機体の問題点を見てもらった。以下がS氏からのアドバイスである。
主翼、尾翼とも面積が小さく感じる。翼面加重は15以下が理想で、20を超えないように注意する。
厚翼は小型機には向かない。
透明フィルムは視認性が悪い。
フィルムのしわをきれいにしておかないと、乱流の中ではエルロンの効きが悪くなる。
などであった。そして丁寧に、次の実験材料として翼の面積の広げ方を解説した写真まで添付してくれていた。
翼面加重という言葉は今までも何度もいろいろなラジコン関係のページで見かけたが、この5号機で失敗するまでは真剣に計算しようとは思っていなかった。ここで初めてS氏に言われたように計算してみると、理想は15以下だというのに私の5号機では35という結果が出た。
これが非常に重要だと身を持って知らされたのは、S氏のアドバイスに従って翼の面積を増やし、テスト飛行させた時だ。
同じ飛行機とは思えないほど飛びが変わった。
効きすぎたエルロンという表現をしたが、こうなったのは、要は水平飛行の安定が悪く、しょっちゅうエルロンをあててやらねばならず、しかも重い翼面加重の機体は早く飛ばないと機体が浮かないのでスピードも出ていたことに原因があるようだった。
主翼にもう一段階上反角をつけた翼を両翼に付けたし、尾翼の面積も増やして飛行させてみると、あのじゃじゃ馬だった機体が一転、癒し系のまったり飛行になってしまった。小学生のころに飛ばしたゴム動力の飛行機、あの飛び方そっくりで思わず笑ってしまったほどだ。
スロットルは半分くらいでゆっくりと飛んでくれるし、舵の効きも悪くなかった。ただスロットルを入れると頭上げを起こし、下げると急降下を始める。そして少しアップを打つとまだぐーんと登っていくの繰り返しで、まさにゴム飛行機そのものだった。
ともあれ、これからは翼面加重をきちんと計算してから機体を製作することにしよう。
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