Nasebanaru

アメリカで趣味と生活を綴る

ミサイル発射の誤報

2009-04-05 00:57:14 | 政治
北朝鮮のミサイルが発射されるリミットを迎え、日本では緊張状態が続いていると思います。

そんな中で発射の誤報が2度ほどあったと報道で知りました。

「誤報なんてあってはならない。」
「ミサイルの防衛体制の信頼が揺らぐ」

などと報道されていますが、元を正せば北朝鮮が問題の根本です。

発射されたのに探知できなかった

これだと確かに批判は免れないでしょうが、今回は何らかの飛翔体を探知した上での誤報だったわけですから、システムは正常に作動していると安心すべきでしょう。

残りの問題はいざ本当に迎撃ミサイルを打ち上げたとして命中するかどうかです。

最近のミサイルの技術的なことは私はよくわかりませんが、もし不幸にも迎撃せねばならないときは是が非でも撃ち落してもらいたいと思います。

迎撃のシステムが役に立たないと相手に知られてしまうとシステムが完成するまでは外交でどんな無理な要求をしてくるかわかったものではありません。

逆に成功すればその口を封じることができます。

小泉首相時代、集団的自衛権はどこまで踏み込むことができるか議論されたこともありましたが、最近はそのような論議を耳にしません。

当時は「もし北朝鮮が日本に向けてミサイルを発射する情報を得たとき自衛隊は敵のミサイル基地に先制攻撃をかけられるか。」議論されていました。

私の記憶では結局憲法を改正しなければそれは出来ないと言う結論だったと記憶しています。

最近の読売新聞の世論調査でも憲法改正に賛成の有権者は5割以上に上っているそうです。

私は憲法改正には前向きです。しかし軍を復活させる憲法に改正して日本が軍拡に走ることには少し疑問を感じます。

その理由は「お金の無駄」と思うからです。

近くに軍事力を持って恫喝してくるような国があればそれに対抗できるだけの軍は持つべきでしょう。しかし相手が高性能の武器を開発し、今度はまたそれに対抗してこちらも多額の費用を用いてそれに対抗する武器を開発する、これは実際冷戦時にアメリカとソ連が行ったことですが、こんなばかばかしい悪循環はありません。

日本が憲法を改正するときにはそんな悪循環を世界的に阻止できるような何かしらの条件を付けるべきだと思います。

それがいったい何なのか、今はわかりません。


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