Nasebanaru

アメリカで趣味と生活を綴る

新聞社は今こそプラス思考を

2008-12-13 07:56:15 | 気の向くまま
これまでも幾度か新聞社の「不安をあおる」、または「人の揚げ足を取る」ような論調に苦言を呈してきましたが、今こそ新聞社の株を上げるチャンスだと思いいます。(新聞社は上場しているのでしょうか?)

最近の報道は会社が内定を取り消して学生が困っているだとか、派遣を切っているだとか、そんな内容が主ですが世界的に消費が落ち込んで作っても売れないのに物を作るわけには行かないでしょう。こういう時勢に派遣社員が真っ先に切られるのは当然ですし、反面派遣社員自身もそのことを承知で仕事についている人も多いと思います。

こんな人もいるのではないですか。

自分の目標のために今は派遣社員としてスキルアップを図ってきたが、今回の解雇を機に目標の実現のために動き出した。

そんな人を取材して、その人の試みをサポートするような記事を書けば、そこからまた新しい会社が、もしかすると新しい事業形態が生まれてくるかもしれません。そこから新しい雇用も生まれるかもしれませんし、日本の経済全体に活力を与えるかもしれません。

新聞社は自身が競争をして生き残るような経済活動をしていませんので、雇用を守れだの補償しろだの言いますが、だったら新聞社こそ率先して雇用を増やすべきです。

新聞社にそれが出来ないことはわかっていますから、ならばせめてこんなときこそプラス思考の記事を書いていただきたい。この間日経でユニクロは派遣社員を正社員にする試みをはじめたと言う記事を目にしました。しかも事業は今のところ堅調のようです。

これはすごいことです。

ただ単に派遣社員を正社員化すればすべて良くなる、と言う単純な話ではないでしょう。ユニクロがこの決断にいたるまでに紆余曲折したこともあったでしょうし、はたまたどのようにこのシステムを運用しているのかなど、興味はつきません。こういうところに踏み込んで、今現在成功を模索している人を取材して記事にしてほしいと思います。

みんなが本当に知りたい、または聞きたい話は次のどちらだと思いますか。

「解雇された人」の不平不満。

「解雇された人」が立ち上がり成功を求めてもがき苦しむ話。





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