情報分析研究促進開発機構

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衛星写真

2004年04月29日 21時58分28秒 | 世情雑感(世界情勢)
北朝鮮の列車爆発事故現場の衛星写真がDIGITAL GLOBE社のHP(http://www.digitalglobe.com/)において公開されている。その詳細な写真(レールの幅を認識できる事から、解像度は約1メートルと考えられる)を見ると確かに、駅の近くの建物は一様に破壊され、まさに爆心地と言えるべき状況になっている。それ以上に、言える事は、10年前までは国家レベルでしか知る事が出来なかった情報を個人レベルで知る事が出来るという事だ。しかも、今回の映像に関しては無料で公開されている為に誰でも自由に世界中からアクセスする事が出来る。この事はある意味において相当に皮肉な意味を提示している。つまり、この事故の影響を受けない我々のほうが北朝鮮の国民以上に情報を把握する事が出来ているという逆転現象だ。ある意味において現在では、情報と言うものを国家が遮断していく事が難しくなっていると言え、この溢れ出る情報を如何に把握し認識していくかと言う事が重要になっているのではないかと思える。

花右京・・・以下略

2004年04月26日 00時12分35秒 | 世情雑感(サブカルチュア)
深夜にテレビジョンを付けてみると、某地方局で奇天烈なる内容のアニメーションを展開している。名前を明かす必要性はあるまい。このタイトルを見てもらえば、その筋の人には分かって貰えるであろうからだ。内容(というか設定)についても語るまい…。我が国の社会秩序においてはおそらく存在しないであろう人々をモチーフに描いているからだ(少なくとも、小生はそのような存在を実際に見た事はないし、聞いたことも無い)。いや、特定の男性諸君の脳内及び愛好する書籍、ゲームにおいてはふんだんに描かれているものではある。しかしながら、結局のところは主人公の成長と人間がいかにあるべきなのかと言うことを提示しようとする日本のアニメーションの基盤を踏襲していることは言うまでも無いことではある(この基盤的部分では「サラリーマン金太郎」辺りと大差は無い)。もっとも、その基盤を背景設定から読み取れるかと言えばそうでないであろうし、おそらくその部分を感じながら見ている者もあまりいないのであろうが。日本文化の多様性を認識させてくれる作品であると言うことは出来るだろう。

弾丸列車

2004年04月24日 18時03分50秒 | 世情雑感(社会情勢)
昨日、所用にて名古屋方面へ進出することとなり何年ぶりかに東海道新幹線に乗ったのだが、以前乗った時と比べて様々な点が改善されており大きく感銘を受ける。700系「のぞみ」に至っては飛行機のような乗り心地で、名古屋まで2時間掛からない時間と言い素晴らしいとしか言いようが無い。と言うよりも、小生の場合は地方へ行く場合も鈍行列車(要するに「青春18きっぷ」)で行く場合が多く新幹線を使わないが故にこのような戯け事を言っているだけかもしれない。もっとも、新幹線の最大の楽しみであろう(?)富士山が行き帰り(行きは曇り、帰りは夜間により)とも見る事が出来ずに少々残念であったが。

失われた記憶

2004年04月18日 21時46分21秒 | 世情雑感(ムウビイ)
韓国の映画「ロスト・メモリーズ」が日本公開されている昨今である。この映画の内容は近日中に小生HPの「キネマ雑記」の項において詳述するとして、この映画の感想に近きものを記載してみようかと思う。この映画の背景設定として、2009年の日本統治下の韓国は今までの韓国では生み出しえなかったものであろうと言う事が言える。その内容において日本との融和が恐らく後50年は出来ないと言う内容であったとしても、Ifであれ日本統治が継続していたらという発想を韓国が持つようになった事は今後の両国の歴史研究においては大きな進歩と言える。この議論を拡大して議論する事が出来れば日本の植民地支配が韓国にもたらした影響について韓国側との冷静な議論も可能であるだろうからだ(今までの議論は植民地支配は「絶対悪」との基本概念が無ければ話にならなかった)。韓国が日本の植民地支配を脱してから60年近くが経つが、その間の進歩がこの程度なのかと言う事は少々悲しい気もするが、それだけ国家の意識としての両国の差は存在していると言う事なのだろう。ただ、一つ言える事は伊藤博文が暗殺されていなければ韓国が日韓併合と言う道を辿ったのかは疑問の余地が残るところである。

国家と言う礎

2004年04月15日 23時42分22秒 | 世情雑感(世界情勢)
イラクで人質となっていた3邦人が解放された。大変に喜ばしい事であるが、今回の事件を通して言える事は如何に善意の名の下で世界市民的に行動したとしても其れは一種の自己満足にしか過ぎないと言う事なのだろう。確かに現在は国家と個人の力関係がかつてほど大きなものである訳ではない。ホームページ等のツールを用いれば国家と個人は対等なステージに立つことが可能であるからだ。しかしながら、国家と言うものへの帰属は容易に改められるものではない。今回の事件も日本人であるからこそ狙われたのであり、日本人と言う帰属は本人がそれをどの程度重視していようとも(或いは嫌悪していようとも)影響を与えるものである。今回の事件に関してイラクが戦場或いは戦闘地域である云々と言った議論が行われる事は誤っているが、イラクが日本という平時の(現在の日本が「平時」であると言い切れるかも微妙であるが)空間とは異なっている事を認識する必要があると言えるだろう。苦しむ人々を助けたい、或いは真実と言う存在を探求したいと言う意図は素晴らしいものではあるが、その意図によって多くの人々に不利益(今回の場合は政府や国民、関係諸国機関)をもたらすことはあってはならない筈である。日常生活において個々人の勝手が許されない側面があるのと同様、その環境が特殊なものであっても其れは演繹的に適用されると言う事を確認しておく必要はあるであろう。

ガンダムSEED

2004年04月13日 21時20分53秒 | 世情雑感(サブカルチュア)
フレッツ・スクウェアで毎週再放送を見ているが、このガンダムSEEDと言う作品は、どうも中途半端な観を拭えない。ガンダムシリーズには各時代の思想や意識と言うものが込められていると言う点には疑う余地がないのだが、この作品に通底しているものは軍事への緻密な描写を装いつつ政治外交面において極めて稚拙な描写しか行えないと言う事だろう。この背後に何があるのかと考えるならば現実の世界情勢の歪みを正そうともがく姿勢があるからに他ならない。自らにとって正しいと考える世界情勢観が世界一般に適応可能であると言う場合は小さい。正しい理想を提示したとしても疑念や疑心から結局、ゲーム理論で言うところのナッシュ均衡点へ落ち着いてしまうからだ。確かに現実の国際政治はゆがんでいるのかも試練ない。しかし、その歪みが冷戦時代の核の均衡によってもたらされた恐怖の平和とどの程度差異があるのかと言えば殆ど差異など無いのであろうし、目に見えない恐怖よりもテロリズムと言う目に見える脅威(テロリストも其れを意図している)に曝される方が理解しやすいと言うものであろう。ガンダムSEEDが描き出そうとする理想化された平和観は人類の歴史において導き出しえないものであると否定的に言えるものなのかもしれない。

航空法

2004年04月11日 16時21分16秒 | 世情雑感(社会情勢)
本日、関東地方某所のホテルにて突然、ヘリコプターが舞い降りて新婦を下ろして去って行くと言う場面に出会ったのだ。明らかにヘリコプターが着陸したところはヘリポートでは無く・・・。梢を掠めていくヘリコプターに航空法とかはどうなっているのだろうかとふと思った。

シンシア

2004年04月10日 01時04分18秒 | 世情雑感(サブカルチュア)
今月の後半に某ゲームメーカーから「シンシア」というゲーム(年齢制限あり)が発売される。このゲームの内容は何処かで聞いた事がある内容の集大成であるのでおいて置くとして、デモMOVIEは秀逸だ。秀逸と言っても画像内に挟み込まれるF-14トムキャット戦闘機の映像が良いと言うだけであるが・・・。特にAIM-54フェニックスの発射シーンなどは普通は描かないだろこれはと言う感じで面白い。内容は兎も角として(内容面においてトムキャットの影響性は皆無であろう)このデモMOVIEだけは一見の価値ありと言えるだろう。ある意味で、「はろわ」のF-22ラプタ―の飛行シーンよりも出来は良い。

ブログシステム運用開始

2004年04月10日 00時57分53秒 | 世情雑感(総則)
緒言

この度、ネットワーク部門における活性化を考慮した上で、近年のネット世界における新たな潮流であるブログ(Blog)を導入してみようと思い立ち、このシステムを採用。本日より試験運用を開始する。このブログは「東星総司令部」を補完する部門にしか過ぎず、感情を排した世情の分析等に関しては旧来通り「東星総司令部」において行う。当項では日々感じた事を感情を排さずに思うが侭に記述しようと考えるものである。

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