土曜日のシフトは大概暇で余裕があります。
今日は、薬局に置いてある雑誌を読む時間までありました。
あっ雑誌といっても薬剤師用の仕事に関わる雑誌。
そこに、日本人薬剤師の記事が出ていました。
東日本大震災で薬剤師として被災地に出向き、何ができたか?何が無駄だったか?などを書いたもの。
実際にドクターや他の医療従事者が書いた記事はたくさん出回っていましたが、薬剤師が書いたものがほとんどなかったらしい。
だから、筆者らは薬の準備をする時、何が必要かという情報をあまり持ち合わせていなかった。
救急に必要なものは持参してもほとんど使用しなかったとか、水や設備が整っていないところでは全く使えない薬もあったり、経験してみて初めて分かることがたくさんだったそう。
実際には、持ち合わせた薬の中からドクターに処方してもらうという状態で、使うのは慢性疾患用の薬が多かったらしい。
こんな時、すべての情報は頭の中に入っていないといけないな、臨機応変な対応が必要だなって思いました。
何でも情報がそろっていて、いつでも調べられる状況で仕事していると、ついつい覚えることをしなくなってしまって、、、だめだなーって思った。
しかし、各分野の持参した薬のリストを見ていると、日本とカナダここまで使う薬が違っていたっけ?って思った。
きっと、私、もう日本では働けないんじゃないかな。。。
いざという時に役に立てる薬剤師になろう。
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