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都立高校入試英語の法則<1> 1問目は絶対に「イ」なのか

前々回の国語の回は大きな反響があった。
「他科目もやってほしい」という声があったので、今回は都立英語についてお伝えする。

「都立高校入試国語の法則<1> ア、イ、ウ、エ どれが多く出るか」

他にも「こういうことが知りたい」という意見があれば、遠慮なく"コメント"で言っていただきたい。
できる限り、私の分析を入れてお答えする。


◆国語とは傾向が違う点もあり
過去17年の英語の4択問題で、何が正解だったのかを表にまとめた。
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ほぼ同数だが、「ア」は一番少なく「イ」がいちばん多い
国語と同じく「ア」が最少だ。

「ア」は61回に対し、「イ」は72回。
平均は「ア」3.6回、「イ」4.2回である。「ウ」「エ」は3.9回。

とはいえ各回での差は最大で2つ。ア~エのいずれも必ず3つ以上ある。
直近の3年だけみれば、ほぼ差がない。


◆1問目はほぼ「イ」

都立英語の1問目はリスニングの4択問題である。
この解答にも傾向があった。
17回中8回、ほぼ半数が「イ」なのである。

1問目が「イ」だった年は
2017年
2016年
2014年
2012年
2011年
2009年
2007年
2002年

ここ10年(2009~2018年)だけ見れば、10回中の6回が「イ」である。

2007年以降は、少なくとも1年おきに「イ」になっている。
「イ」でない解答が2年続くことはない。

2018年は「エ」だった。ということは2019年は間違いなく・・・

◆国語と同じ傾向もある
マークシートになってからは4択問題が増えた。
大問3で7問、大問4で6問が4択問題だ。

ここでも国語と同じ傾向が見られる。
同じ大問では、同じ選択肢が3つ出ることはない。多くて2つ。
例えば、大問3で「ア」は3つ出ることはない、ということ。

この傾向は17年間、変わっていない。


◆まとめ
最も多いのは「イ」。迷ったら「イ」にせよ

1問目で「ア」はまず出ない。2019年度は「イ」の確率が高い

1つの大問で同じ記号が3つ出ることはない

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