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2024都立入試 分割前期募集と一般入試の違い

[2024年2月2日 更新]
今日は都立推薦入試の合格発表。

合格したキミ、おめでとう。
もうこのblogは必要ない。一日でも早く高校の予習を始めた方がいい。
いちばんのお薦めは「数学Ⅰ 」の予習。2月のうちに2次関数の手前、数と式を終わらせていれば上出来。高校でロケットスタートを切れるだろう。また予習するとラクだということも実感できる。

不合格だったキミ、むしろ幸運だと考えよう。
悔しくて必死に勉強できる期間が19日間も増えたのだから。
高校合格は新たなスタートであり、人生のゴールではない。

◆2月21日に備えよ
推薦入試で不合格だった者。そもそも推薦入試を受けていない者は、2月21日(水)の一般入試に備えているだろう。

一般入試と前期募集はどう違うのかという質問があったので説明する。
まず全日制都立高校は大きく分けて2回、細かく分ければ3~4回の受験機会がある(日付は2024年度入試のもの)

1. 推薦に基づく選抜 1月26日(金)~27日(土)
いわゆる推薦入試。
文化・スポーツ等特別推薦一般推薦がある。
同じ高校であれば両方とも出願・受験することが可能。
 
2. 学力検査に基づく選抜 2月21日(水)
いわゆる一般入試。
1校だけ受験できる。
「推薦に基づく選抜」で合格している場合、こちらは出願できない。「推薦入試で都立安全校を確保し、一般入試でチャレンジ受験しよう」作戦は不可能

「推薦に基づく選抜」で不合格なら、同じ高校でも別の高校でも出願可。

高校ごとに第一次募集分割前期募集が決められている。
第一次募集の高校は、定員いっぱいまでこの入試で合格させる。この高校に入りたいのならラストチャンス。
分割前期募集の高校は、3月に分割後期募集を必ず行う。もうワンチャンスあるわけだ。

試験問題は第一次募集分割前期募集とも共通(自校作成校は別問題)


3. 学力検査に基づく選抜 3月9日(土)
第二次募集分割後期募集がある。
第一次募集で入学手続き者が募集人員未満になった場合は、追加募集として第二次募集を行う。

第二次募集分割後期募集1校だけ受験できる。
すでに都立高校に入学手続きしている場合、出願できない。

試験問題は第二次募集分割後期募集とも共通。5教科入試ではなく国数英の3教科入試となる。


4. 学力検査に基づく選抜 3月26日(火)
「3」でも定員に満たない高校は、第三次募集を行う。
実施しない可能性もあるので日程は公表されていないが、例年は定時制第二次募集と同日実施。その日程を記した。

2023年度は全日制普通科13校が第三次募集を実施。13校とも定員割れで受験者全員が合格した。なお全日制専門学科も受験者全員が合格だった。

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