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都立高校入試国語の法則<5> 漢字の読みは正答率高し

[2020年12月24日 更新]
昨日の続き。
過去7年間、都立高校入試国語の漢字書き問題の正答率を見ていく。
これを読んで、対策を練っていこう。

◆読みよりも正答率は低い

配点は2点×5問=10点。これはずっと変わらない。

正答率は平均すると70%程度。読み問題は正答率80%を超えていたので書きの方が解けていないのが分かる。

正答率90%を超える問題はほとんどない。7年間35問のうち7問だけ。そのうち5問は2014~2016年度に出ている。

一方で正答率50%未満も5問と多くはない。2014年度の正答率4.2%が目を引くね。

2017年度、2018年度は正答率80%未満の問題しか出ていない。
とは言え国語の全体の平均点は69.5点、65.9点と例年並み。漢字の点は平均点にそこまで大きく影響はしないと言える。

◆小学校の漢字しか出ない
このブログで再三お話ししてきたが、都立入試の書き問題は小学校で習う漢字しか出ない。漢検なら5級までの書き問題が解ければよし
小学校4~6年生の漢字ドリルがあるのならそれをやればいい。

新たに購入しても構わないが、別に買わなくてもいいと思う。
漢字の書き問題は「書けないものを書けるようにする」作業だ。まずは書けない漢字を発見し、それを書けるようにすること。あっさり書ける問題は二度とやらなくていい。間違えた問題、書けなかった問題だけを繰り返し、最低3べんは周回しよう。




過去11年分の漢字過去問を以下で無料公開している。
お持ちでなければ使うといい。

なお過去32年分+αの過去問(こちらは有料とさせていただく)は数量限定でお譲りしていたが、年内申し込みは締め切った。
年明けに再開するかもしれないので、ツイッターには登録願いたい。


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