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豊島高校 塾対象説明会のようす

2019年6月22日(土)、都立豊島高校にて「第1回 学習塾講師対象見学会」が開催された。
塾に案内封書が届いたのは開催10日前。

「なぜこんなに急な案内なんだ」というのが第一印象。
ともあれこの日は予定が空いていたので、FAXにて参加を申し込んだ。
他の都立高校もそうだが、いまだにFAXで申込みという手段が多い。
ホームページを見て、そこから参加申込みできる という形式ならどこからでも申込みができるので、われわれとしては便利である。
塾ならFAXはたいていあるだろうが、ビジネス以外でFAXを使う機会などまずない。メールで事足りる。ほぼ100%の塾人はスマホを持っているだろう。
可能なら検討いただきたい。

◆参加者は5名
現在、校舎を建て直しているので、会場は豊島高校仮校舎の食堂だった。

駐輪場がえらく広くなっていたのが印象に残る。
豊島高校は「2km以内に住んでいる者は自転車通学が不可」というルールがあった。
工事前は駐輪スペースが狭く、東京メトロや西武池袋線からも通えることから電車通学を推奨してきたのだ。

この日は一般客向けの授業公開と学校説明会もあり、中学生とその保護者の姿も多く見られた。
どこの高校でもたいてい、見学に来るのは男子よりも女子の方が多い。

参加者は5名。
今回は一部の区の塾のみに案内したということだったのと、案内時期が遅かったこともあるだろう。職員の方が多かった。
人気のないバンドがライブハウスで演るとき、スタッフの方が多かった。
みたいな状況である。

会自体はとても良かった。

初めの校長挨拶で、

都教育委員会から豊島高校は"学力などもそこそこ、何もしない高校"と評されている。練馬区からは"可もなく不可もなく"と評された。

と、豊島高校の実情をはっきりと認識している発言があった。

まさにそのとおり。私もそう思ってた。
豊島はかつて第4学区で北園高校に次ぐ位置にいた。
2002年に学区が撤廃され文京高校の人気が上がった。結果、大学合格実績を含めた学力でも逆転された。

今回の会を企画した方は経営支援員、以前は井草高校の校長を務めていたという。
教務主任、進路指導主任は小石川中等教育学校からの赴任、大山敏校長は元上野高校副校長。
よそから新しい風を入れて、豊島高校を変えようという姿勢がいろいろな所で垣間見えた。

指定校推薦枠もできる限り、外部にも見えるようにしていく。という校長の言葉も聞けた。
校舎が新しくなり、制服も新しくなる。
(制服リニューアルの理由はちょっと笑ってしまったが、包み隠さず校長はずばずば話してくれた)

結論を言えば、参加してよかったと思っている。
うちの塾の生徒や保護者にもぜひ薦めたい、と思えた。
次回に続きます。

2020年3月29日追記
実際に、HPに指定校推薦の一覧を載せてくれた。感謝。
そりゃ倍率、上がるよね。

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