都立に入る!

【初心者講座】2021年 都立高校受験をする皆さんへ<5>

[2020年3月31日 更新]
今回は都立高校入試での面接試験について。

◆面接があるのは推薦入試のみ
結論から言うと、都立一般入試では面接は実施しない。

例外的に一般入試でも面接を実施するのは、
大森高校
練馬高校
青井高校
南葛飾高校
拝島高校
大島高校
大島海洋国際高校
瑞穂農芸高校
杉並工業高校
野津田高校(福祉科のみ)

それとエンカレッジスクール6校
蒲田高校
足立東高校
東村山高校
秋留台高校
練馬工業高校
中野工業高校

これらの高校が面接を行う理由はずばり「ヤバい奴の排除」である。
ヤバい奴とは
 ・問題行動をする者
 ・退学する者

前者はあたり前で分かりやすいだろう。高校が気にするのは後者。
各都立高校は”退学率”を毎年出している。当然、ゼロに近い方がいい。
集団生活になじめず「コイツは間違いなく卒業できないだろう」という子は、入学前に除かれる可能性がある。
どんな低学力層が集まる都立高校であっても、ちゃんと卒業してくれる生徒を受け入れたいものだ。

すべての都立高校の推薦入試で面接は必須。
もちろん推薦入試のない5校(大島、神津、新島、三宅、小笠原)は除く。

◆面接の配点は2~3割
配点は高校ごとに異なる。
なお面接+集団討論でひとくくりになっている。
おおむね総合得点の25~30%を面接が占めている。

逆に、配点が低いのは
豊島、井草、北園、八王子東、立川、保谷 20.0%
青山、江北、昭和、調布南、国立 (くにたち)16.7%
上位校が多いようだ。
なお日比谷高校は22.2%である。

都立に入る! ツイッター 毎日の更新情報を受け取れます

現役塾講師が教える 都立高校に受かるためだけのサイト。
都立入試・受験情報を無料で教えます。

  • Xでシェアする
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

最新の画像もっと見る

最近の「都立の入試制度」カテゴリーもっと見る

最近の記事
バックナンバー
人気記事