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2019年 日比谷高校入試 欠席率を考える

◆欠席率は下がっている!?
上位の都立高校では、難関私立大の附属高校を併願する子や国立私立の進学校を併願する子が多い。

例えば日比谷高校を受ける男子では、併願校として
早稲田大学高等学院
早稲田大学本庄高等学院
慶応義塾
慶応義塾志木
も受験する子が多い。 

日比谷が第一志望の場合もあるし、早慶附属が第一志望の場合もある。

早慶が第一志望の場合、合格していたら日比谷高校は受験せず欠席するのが暗黙のルール。
「都立高校は合格したら入学する」ことが前提となっているからだ。

もちろん都立に受かったけど入学しない、ということをしても罰則はない
が、本来行きたい子に都立高校に行ってもらうというのがスジなので、受験界では明文化されていないルールとして存在する。
当然、区立中学校の先生も「第一志望の慶應志木に受かったなら、都立高校は受検せず欠席するように」と生徒に指導するはずだ。
「検定料2,200円を払ったのだから受検はする」というのは乱暴な理屈だ。

当たり前だが、私立高校の合格発表日は都立高校一般入試日よりも前に設定されている。
私立高校の合否を確認してから、都立を受けに行くかどうかを決められる。
繰り返すが、第一志望の私立や国立(こくりつ)高校に受かっていたら、都立高校一般入試は欠席するのがスジである。

◆過去5年間の欠席率
では過去5年間の欠席率を見てみよう。
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男子は過去5年間で最低、女子はやや昨年より上がったものの過去5年間の平均よりは低い。
日比谷高校に行きたい(=他の国私立高校より都立がいい)と思う子の割合は高まっているのだ。


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