[2022年12月18日 更新]
都立高校入試の出題傾向について振り返っていく。
今回は理科の大問3、地学分野について。
<過去記事:都立高校入試理科の法則<7> 大問5では何が出るか>
◆規則的ではなくなっている
2007~2014年度は3年周期で
天気(中2範囲)→大地の変化(中1範囲)→天体(中3範囲) だった。
2015年度からそれが崩れだしている。
2018→2019年度は大地の変化が連続で出た。
2021年度は天体の一部が「入試での除外範囲」となったので、大問としては出ていない。ただし大問2で「オリオン座の年周運動」が出ている。むろん除外範囲ではない。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/5f/a7/9e6f3b410933823fb6d08f8af0511da2.png)
◆2023年度は「天体」が堅い
2019年度からまた
大地の変化(中1範囲)→天体(中3範囲) →天気(中2範囲)
のサイクルに戻ってきた。
もうコロナ禍での中学校授業の進度遅れは考慮されまい。
2023年度入試は天体。これはガチガチの鉄板レースだ。
◆結局、全範囲を学べ
とは言え、大問3で出なくても大問1~2で他の範囲は出題される。
また地学分野はそこまで複雑な計算問題は出ない。
地層の柱状図と、地震の速さ・発生時刻の問題がやや難しいがパターンが決まっている。
理科で80点以上を狙うならこの2つは必ずマスターすること。
2022年度に柱状図は出たので、2023年度は地震の問題が大問1~2で出ると予想するがいかに。
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