[2023年6月12日 更新]
中学校の通知表の評定5~1、2001年度までは相対評価が用いられた。
5…7%
4…24%
3…38%
2…24%
1…7%
と定められていた。
100名の中3がいて、定期テスト満点&小テスト満点の子が10名いたといても「5」がもらえるのは7名まで。あと3名は「4」以下になっていた。
それが改訂され、今の絶対評価に変わった。
細かく言うと
・2001年4月、文部科学省から通知が出される。
・2002年度新学期から、全国公立小中学校は新指導要録による記録(絶対評価)が始まる。
絶対評価になって何が変わったか。
5や3の生徒が増え、2と1の生徒が激減した。
東京都の公立中3年生の評定、5~1の割合は
5…12.4%
4…23.7%
3…47.0%
2…13.0%
1…3.9%
<2022年12月時点>
1学年100名の中学校なら、旧制度(相対評価のころ)と比べて
5...5人増加
4...変わらず
3...9人増加
2...11人減
1...3人減
ということになる。
平均値も旧制度は3.00だが、2022年時点では3.31。
通知表オール3は、真ん中よりかなり下だと考えた方がいい。
◆教科ごとの平均値
国語 3.28
社会 3.27
数学 3.21
理科 3.26
英語 3.21
音楽 3.33
美術 3.33
保体 3.31
技家 3.29
<2022年12月時点>
実技教科の方が、主要5教科よりわずかに平均が高い。
なお最も「5」の割合が少ないのは保健体育。「4」が最も多いのも保健体育だ。
◆4以上を狙え
繰り返すが通知表3は平均より低い。
1教科ずつでいいから、「3」を「4」に上げていこう。そのために「今回はこの科目に注力する」と決めてテスト勉強に臨むこと。
都立に入る! Twitter そのときに必要な情報をこっそりと。ミンナニナイショダヨ
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