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都立倍率は願書再提出でどう変わるか

[2021年2月11日 更新]
昨日こういうツイートをした。
今回の記事は、2020年度の一般入試応募締め切りから願書差し替えを経ての最終応募倍率・応募数についてみていく。
2021年度に受験する方は、よければ参考にしてほしい。
区部(旧1~6学区)の全日制普通科を中心に集計した。
( )内は倍率の推移だ。

◆願書差し替えで人数が増えた高校
<男子>
桜町 +25 (1.02→1.20)
向丘 +23 (1.21→1.41)
光丘 +13 (1.01→1.15)
篠崎 +12 (1.15→1.25)
葛飾野 +12 (1.08→1.17)
葛西南 +11 (0.96→1.07)
深沢 +10 (0.84→0.97)

<女子>
葛飾野 +33 (0.62→0.89)
桜町 +28 (1.37→1.60)
光丘 +24 (0.64→0.91)
文京 +12 (1.64→1.73)
足立新田 +11 (0.94→1.05)
練馬 +11 (0.81→0.92)
篠崎 +11 (1.10→1.20)
鷺宮 +10 (1.69→1.79)
葛西南 +10 (0.88→0.99)

男女別で10名以上増えた高校を挙げる。
応募者が増えるケースは「定員割れ」が多い。
最初の応募締め切り時に定員割れで、願書差し替えで応募者が減った普通科は
大泉(女子)、多摩の山崎(女子)のみ。
定員割れなら、願書差し替えで倍率が上がると考えた方がいい。

◆願書差し替えで人数が減った高校
<男子>
松原 -28 (1.83→1.49)
上野 -24 (2.18→2.00)
豊島 -22 (1.98→1.79)
紅葉川 -20 (2.03→1.83)
青山 -16 (2.51→2.38)
三田 -15 (2.02→1.88)

<女子>
三田 -32 (2.75→2.42)
竹台 -31 (2.39→1.81)
松原 -24 (2.24→1.92)
豊島 -24 (2.20→1.97)
日本橋 -23 (2.12→1.85)
足立 -19 (1.91→1.73)
田柄 -16 (1.44→1.03)
石神井 -15 (2.05→1.91)
紅葉川 -15 (1.63→1.47)
上野 -15 (2.02→1.89)

男女別で15名以上増えた高校を挙げる。
再提出後、三田高校の倍率が下がるのは毎年のこと。

◆倍率2倍超は女子の方が多い
なお差し替え前の出願倍率2倍以上だったのは普通科全体で男子10校、女子15校。単位制は含まず。
多摩地域は神代と小平の女子2校のみ。区部の倍率は例年高い。
倍率2倍を超えた学校はすべて、再提出後に倍率が低下した。

◆2021年度は願書差し替えで大きく動く
これは予想である。
今年は願書提出が郵送だったため、各中学校への提出〆切が早かった。中学校によっては1月25日〆切なんてところもあった。都立推薦入試すら始まってない。
特に倍率2倍以上の学校と、倍率1.1倍以降の普通科は動くだろう。


専門学科は例年だと
工業…あまり変わらない
商業…上がる
農業...あまり変わらない
総合学科...上がる
こんな傾向がある。

普通科から願書差し替えで流れてくるのだろうね。
「倍率が高いから・低いから」だけで志望校を選んではいけない。

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