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EXIFで辿る我が家のデジカメヒストリー

2023年06月29日 | デジタル・電気系
我が家の初代デジカメ Kodak DC25で撮影した阪急の100形

デジタルカメラの撮影データ(.jpgファイルなど)には、撮影情報が記録されているEXIF(EXchangeable Image Format、イグジフまたはエグジフと呼ぶ)という付属データが含まれています。EXIFには撮影日時やカメラ、レンズ、絞り、焦点距離、ISO感度など撮影時の様々な情報が記録されており、GPSの機能があるカメラであれば撮影場所を記録することも可能になっています。(ウチのカメラにはそんな機能は無いですが結構要注意です)
EXIFは画像ビュアーソフトなどで確認することが出来るので、今回は懐かしい画像をみながら我が家のデジカメヒストリーを辿ってみることにしました。

我が家の初代デジカメはKodakのDC25、いつもの様に神様のご加護で懸賞に当選して1998年に入手したもので、まだデジカメが珍しい時代。この当時のファイル(.k25という拡張子のファイル)にはEXIF情報は含まれていませんでした。
1/3inch CCDセンサー 493×373ピクセル
35mm(35mmフィルム換算、以下同じ)/F4 固定焦点レンズ
というのがこのカメラの仕様でした。冒頭の写真がそのカメラで撮影したもので、当時のどの画像を見てもこの程度の解像なので、私の腕のせいというより、まだまだフィルムカメラにとって代わるようなものでは無かったということのようです。

一畑電鉄松江駅 IXY Digitalで2002年撮影 ブログ用に画像は縮小(以下同じ)

自分の財布で買った最初のデジカメはCanonのIXY Digitalで、2000年に入手。仕様は
1/2.7inch CCDセンサー 1600×1200ピクセル(最大サイズ、以下同じ)
25-70mm / F2.8ーF4.0 ズームレンズ
といったところで、小形で軽量な上、画質もまずまずのレベルなので、旅行はもちろん、出張の際にバッグに忍ばせたりしてカメラを持参することも多くなりました。(流石にカメラバッグに入った一眼レフを持って出張する程の度胸はなかった・・・)

長野電鉄須坂駅にて IXY Digital 800ISで2007年撮影

2005年には鉄道写真用にコンパクトデジカメの他に最初のデジタル一眼レフEOS 20Dを入手してデジタル画像も一気にレベルアップし、翌2006年にはコンパクトデジカメも3代目のIXY Digital 800ISに買い替えることにしました。
1/2.5inch CCDセンサー 2816×2112ピクセル
35-140mm / F2.8-F5.5 ズームレンズ
このカメラ、デザインも初代に較べると随分スマートになり、ズーム比も拡大、ISと称する手ブレ補正機能などの機能アップに加え、背面液晶モニターとは別に光学ファインダーも装備されていて、ついついファインダーを覗く癖の抜けない一眼レフ使いの私には使い易い機種でした。

安房鴨川駅にて Powershot S95で2012年撮影

当時はデジタルカメラの進化が大きく、同じようなクラスで見ても1~2年に一度のモデルチェンジが発表されていて、2010年には早くも4代目のPowershot  S95を入手しています。古いカメラを恩着せがましく子どもに譲るなどという大義名分もあり、また、デジタル一眼レフも2009年には2代目のEOS 50Dになっていますので、多少懐具合も良かったんですかね?
PowershotはスタイリッシュなIXYに対して機能重視系といったところで
1/1.7inch CCDセンサー 3648×2048(アスペクト2:3)
28-105mm / F2.0-4.9 ズームレンズ 
といった仕様でした。このカメラは同時期のIXYシリーズと比較してセンサーが一回り大きいのも特徴で、この機種からデジタル一眼レフと同様に2:3のアスペクト(縦横比)やRAW画像データでの撮影が可能になり、撮影後のレタッチなどの幅もぐんと広がりました。前任のIXY Digital 800IS同様にコンパクトでしたが、光学ファインダーは省略されてしまい、その点は少し残念でした。

ドルトレヒト駅にて Powershot G7mk2で2019年撮影

2013年にデジタル一眼レフは価格面で清水の舞台から飛び降りて?フルサイズのEOS 5Dmk3に昇格、コンパクトデジタルカメラも2016年から今も現役のPowershot G7mk2を使い始めました。このカメラは後継のG7mk3が発売になった現在もCanonの製品ラインナップにあり、相当なロングセラーです。言い方を変えればデジタルカメラの性能向上もある程度来るところまで来た・・・といえるのかも知れませんね。
1inch CMOSセンサー 5472×3864ピクセル(アスペクト2:3)
24-100mm F1.8-2.8 ズームレンズ
ボディは前任のS95より一回り大きく重くなりましたが、センサーも大きく、解像も相当良くなったので、もちろんフルサイズの一眼レフ画像と比較すれば差が否定できませんが、電子シャッターだとどうしても撮りにくい列車の走行写真などを除けば、本当に綺麗な写真が撮れるようになりました。

我が家にデジタルカメラが初めてきてからもうすぐ25年、改めて大きな進歩を実感しています。写真を撮る楽しみを増やしてくれた技術の進歩に感謝ですね。
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