2018年に寄付などにより再建された尼崎城
神戸に行く機会があったので、帰路、2018年に再建された尼崎城に行ってみました。
本物?の尼崎城は江戸時代初期に徳川幕府が西国支配拠点として築城したもので、城下町には最盛期2万人を超える人々が暮らしていたそうです。(尼崎城豆知識絵巻より)
明治になってお城は1873年(明治6年)の廃城令により取り壊され、現在では残念ながら堀の遺構なども残っていない様です。
今の尼崎城は2018年に現在のEDIONグループの前身の一つ、尼崎を創業の地とするミドリ電化の創業者安保詮氏他の寄付により再建されたもので、阪神尼崎駅の東南約200m程の位置にあります。
天守閣から 北方には阪神旧尼崎発電所の建物なども見える
城内にはVRと桂米團治氏のナレーションによる説明などの他に、昔の衣装や兜などを身に着けて写真の撮れるコーナーやゲームコーナーなどもあって、小さな子供たちでも退屈せずに楽しめる様な施設になっています。
電車が全く阪神らしくないイベントポスター
ところで、今回は偶然ですが場内で「阪神電車ストーリー展」が開催されていて、大型パネル6枚に纏められた阪神電車の開業からの歴史や、「阪神沿線魚釣案内」といった時代を感じさせる展示物を見ることが出来ました。
訪問前には「~ストーリー展」の開催は全く知らなかったので、尼崎城に行こうという気になったというのはやはり神様のご加護かもしれませんね。
尼崎城の入場料は大人一人500円ですが、HOPカード(滋賀県を中心としたスーパー平和堂のカード)を提示すると20%オフになります。思わぬところでHOPカードの特典があってびっくりですが滋賀県の方はHOPカードをお忘れなく。