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乗り・撮りで「鉄」満喫 烏山・吾妻・弥彦線+北陸新幹線ルート その1

2024年05月28日 | 乗り鉄
宇都宮駅での折り返し烏山行EV-E301系 もちろんこの区間では一般の電車として走行する

JR完乗プロジェクトもいよいよ大詰め、今回はJR未乗線区である烏山線、吾妻線、弥彦線と今年延伸開業した北陸新幹線の金沢~敦賀間の乗車に加え、わたらせ渓谷鐡道と宇都宮ライトレールにも乗車、おまけに東武鉄道と上越線、信越線で写真撮影までしようという盛り沢山な旅行に行ってきました。

東京駅東北・上越・北陸新幹線の案内板 ここで「敦賀」の文字を見るとちょっと感慨がある

烏山線(1日目)

先ずは東海道新幹線で東京へ、東京からは東北新幹線の「なすの」で宇都宮へ向かいます。
最初に乗車する烏山線は東北本線の宝積寺から烏山まで20.4kmの路線で、開業は東北本線の宝積寺駅開業に遅れること24年の1923年、昨年がちょうど開業100周年でした。
烏山(那須烏山市、旧烏山町)は地形的には水戸付近で太平洋に注ぐ那賀川の流域で、栃木・茨城を隔てる八溝(やみぞ)山系の西麓にあり、今回私が訪れた龍門の滝や山あげ祭が観光資源になっています。東北本線の支線なのでなんとなく山に分け入っていくイメージがありますが、標高を調べると起点の宝積寺駅付近が約158m、終点の烏山駅付近が約95mとちょっと意外な結果でした。
烏山線は全列車が烏山が起終点の普通列車で下り14本、上り13本あり、宝積寺で折り返す上下それぞれ3本を除いては宇都宮直通となっていて、朝夕は1時間、日中は1.5~2時間程度の間隔で運転されています。
車両面では2014年からキハ40形の気動車からEV-E301系という冒頭の写真の蓄電池式電車に置き換えが始まり、2017年の3月改正以降は全てこの車両で運転されるようになりました。烏山駅で見ていると列車は到着すると直ぐにパンタグラフを上げて充電を開始し、概ね10分程で急速充電を完了、再びパンタグラフを下げて宝積寺に戻るといった運用がされているようです。


落差20m、幅65mの龍門の滝 案内パンフによると遊歩道を通って滝下に行けるとあったが
この日は水量が多く、これ以上は近づけなかった

私が乗車した12:34宇都宮発の列車は3ドアロングシートの座席がほぼ埋まるような状態で発車しましたが、分岐駅の宝積寺までに半分以上は降りてしまい、その先は車窓をゆったり見ながら座っていける状況でした。車窓は鴻野山付近までは穀倉地帯という感じで水田が広がりますが、その先は低い山地や田畑が入り混じるようになり、終点の烏山付近では山に囲まれた場所に家並が広がるといった感じでした。
今回は終点の烏山に向かう前に一つ手前の滝で下車、10分程歩いて龍門の滝と、滝の奥を走る烏山線の写真を撮り、次の列車まで2時間もあったので終点の烏山まで2.5km程ぶらぶら歩いてみました。烏山線に沿って市街の南から入っていて気付かなかったのですが、市街はどちらかというと駅北側に広がっていて、駅の少し北にある「山あげ会館」では重要無形文化財でもある山あげ祭の紹介も見られたようです。ちょっと予習不足で残念でした。

旧駅舎のイメージを残しているという烏山駅
左端に腕木式信号機も保存されている

烏山到着直後はまだパンタグラフは上がっていないが・・・

直ぐにパンタグラフを2つ上げて急速充電を開始する

この日はJR宇都宮駅付近に投宿したので、最後は宇都宮駅に戻って西口のペデストリアンデッキで地元産出の大谷石で作られた「餃子像」を見学?夕食は宇都宮名物の餃子にしました。

餃子の皮で包まれたビーナスをモチーフにしいるそうだが・・・
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