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年代モノ プリメインアンプの修理

2017年04月02日 | デジタル・電気系
出力リレー(黄矢印)が2個搭載されている基板。

 我が家のオーディオ機器は殆どがバブル期もしくはそれ以前の購入で、部品寿命から考えるととっくに引退の時期を迎えているのですが、使用頻度が高くないのとこちらの耳も劣化して「まあ、音も出てるし・・・」的なところもあって未だに現役でいます。 ただアンプ(SONY TA-F555ESJ)はどうも出力リレーの接触抵抗が高くなっているようで、電源ONで音が出たりでなかったりし、出ない場合もスピーカー切替をガチャガチャやって出力リレーのON-OFFを繰り返したり、ボリュームを上げたると突然音が出るようになったりするようになっていました。
 アナログ回路を修理するような知識も機材も無いのですが、リレーの交換ぐらいでであれば何とかなりそうなので、互換部品を調べ、如何にもバブリーな25kgもある本体を慎重に分解して基板を取り出します。 側板、天板を外し、ACアウトレット、ケミコンブロックを外し、最後に背面パネルを片側だけ外すと基板が取り外せたので、あとははんだ付けで部品交換します。

交換用のオムロンG2R-AUL。 元々のG5R-2232P-KWと互換でオーディオ専用品とのこと。
確かに接点はオリジナルより大きく金メッキで具合良さそう。
 このリレーはNC接点もあったが使わないので脚をカットして使用。


こちらは取り外した方のリレーのカバーを外したところ。 

 当時は結構高価だったアンプでも最終段はこんな貧相な接点を通っていたのか・・・と思うようなリレーを交換したら、とりあえず上述の不良は解消。先ずはメデタシメデタシの結果となりました。
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