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からくり時計を修理する

2019年02月27日 | デジタル・電気系
30年物のからくり時計 正時になると写真の様に楽隊?が下りてきて
 チャイムを叩く「フリ」をするようになっている

30年ほど前、拙宅の新築時に貰ったからくり時計ですが、最近下りてきた楽隊が演奏が終わっても引っ込まない(上がって行かない)ようになってしまったので、修理を試みることにしました。


楽隊は、Aのモーターの回転が、Bのゴムベルトでネジの切られたC軸に伝わり、
 ナット状のブロックDが上下することによって楽隊も上下するようになっている

だいたいの構造は上写真の様になっていて、シンプルな構造で回転運動を上下運動に変換するようになっています。 テストモードで動かしてみると、楽隊が上にあがらない原因はAの回転をC軸に伝えるゴムベルトの緩みにあることが分かりました。 昔のラジカセなどでもこのテのゴムベルトが伸びてちゃんと動かなくなる・・・という故障のは良くありました。 やはりゴムは消耗品です。


矢印部分のネジを外し、C軸を軸受けから外すとプーリーゴムが交換できる

取り敢えず、安直に輪ゴムで置き換えてみましたが、これは全くダメで、直ぐに輪ゴムが伸びてプーリーから外れてしまいます。 思った以上に力が掛かっているということで、きちんとした?プーリー用ゴムを探すことにします。


Amazonで見つけた 
 factusラジカセゴムベルト修理セット 580円也

この種のゴムの規格が良くわからないのに加え、元のゴムも既に伸びてしまっていて最初の寸法も分からないので、仕方なくたった1個のプーリーゴムの為に上写真の580円の修理用セットを購入することにします。 まあこれでからくりが蘇って孫も喜べば・・・というところですかね。


新しいプーリーゴムを取り付けた写真 C軸にモーターの回転がちゃんと伝わっているようだ

前述のように伸びる前の寸法が分からないので、外した元のゴムよりも1周り小さなものを嵌めてみたのが上の写真。 テストすると滑ることもなく、スムーズに楽隊が上下してくれるようになりました。 予備のゴムも大量にあるので、他が壊れない限りしばらくはこのからくりを楽しめそうです。
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