京阪の駅で見つけた「路線図で見る京阪電車の半世紀」パンフレット
あまり行く機会のない大阪の中之島ですが、中之島図書館で行われている「路線図で見る京阪電車の半世紀」の展示（10月29日まで）と、渡辺橋に近いキャノンフォトハウス・キャノンギャラリーで開催されている箱根登山鉄道をテーマに写真を撮影されている大橋史明さんの写真展「森とともに生きていく」（10月15日終了）、鉄道150年記念特別展示「軌跡の先へ」（1月7日まで）を見に出かけてきました。
ギャラリーの展示ハガキと記念ステッカー
「路線図で見る･･･」では京阪神急行時代の路線図など興味深い展示がありましたし、淀屋橋延伸工事のビデオ（49分）も上映されていて、これはこれで天満橋が終点だった頃の市電への凄まじい乗換ラッシュとか、人力に大きく依存した工事とか当時の様子が良く分かりました。
キャノンギャラリーの「森で･･･」は検修施設の内部の写真が多く展示されていて、この鉄道を支える人達の姿が見えて非常に良かったです。「軌跡の先へ」はカメラなども展示されているショールームのあちこちに鉄道の写真や動画が展示されているもので、ホームページにも掲載されている1号機関車は古い写真ですが非常に高精細で感心させられました。一方で最新の8K動画での鉄道風景上映もありましたが、これも素晴らしい。私は動画は殆ど撮ったことも無く、自宅には8Kを視聴できる環境もありませんが、ちょっと心を動かされるほどの表現力だと思いました。「路線図で見る･･･」と「軌跡の先へ」はまだ開催中ですので、機会と関心がある方には訪問をお勧めします。
さて、今回は偶々ですが、往路は3000系の快速急行、帰路もちょうど3000系の快速急行となったので、帰路はプレミアムカーを奢ることにしました。8000系の方は以前乗車したことがありますが、3000系は初めてです。
3000系プレミアムカー車内
新造車なので窓割と座席配置が一致している
「電車に乗った際は車窓を楽しむ」が基本の私にとって、8000系プレミアムカーの最大の難点は改造車ゆえに窓割と座席配置が一致せず、シートの横に柱があったりすることで、その為「予約時の座席番号メモ」まで作成していたのですが、3000系は新造車なのでその心配も無く快適そのもの。香里園や寝屋川市といった懐かしい駅にも停車する快速急行の旅を楽しむことが出来ました。
