昼寝をしてたら刑事が来ました。
先日の殺人事件の調査との事です。
父ちゃんの住んでるような田舎町でも
10年に1度くらいは殺人事件が起こります。
前回は、検問の手前で車の進路を変えて疑われ、
前々回は、偶然現場付近をうろついてて疑われました。
刑事さんたちは疑うのがお仕事ですから、
ちょっとしつこい質問をされたぐらいの事で、
文句を言うのは筋違いというものです。
それくらいは、わかっています。
今日の刑事さんは、
黒いスーツの体格のいい人なんですが、
いかつい顔に穏やかな笑みを浮かべ、
「事件直後、現場付近を走行中のパトカーの
ドライブレコーダーにお宅の車が
映ってたんですが……」
みたいなご発言。
「ありゃ、またですかい……」
でも、今回のはタダの通りすがりですし、
閉館間際の図書館の帰りだったので公的な
アリバイもあります。
丁寧に説明したら、笑顔のまま帰って行きました。
でも、また来るそーです。
なんでよ?