甲子園で見た！新庄敬遠のサヨナラヒット

1999年6月12日、対巨人戦、
当日は友人と二人で甲子園球場イエローシートで観戦していた。

４対４で延長戦に入り帰りの時間が気になりだした。

梅田までは阪神電車が臨時列車を出しなんとか帰れるが、
その後が問題で地下鉄の最終に間に合うか気がかりであった。


１２回裏、１アウト３塁から今岡が敬遠され、
続く新庄がバッターボックスに入り、またもやキャッチャーが
立ち上がると、観衆は立ち上がりブーイング。

すると２球目、なんと新庄が敬遠の球を打ったではないか。

打球はガラガラの三遊間へ、もう場内は大歓声！
３塁ランナー坪井が帰りゲームセット。

かわいそうなのは隣のオッチャン、敬遠だからと座っていて
見ていなかったので「何があったの？」とぼう然としていた。


地下鉄の最終にも間に合い、自宅で友人と今日のビデオを
見ながらビールで乾杯。

やっぱり、この時も槙原さまさまでした。


三つの雫

槙原さまさま

去年行われた阪神対巨人ＯＢ戦をまたビデオで見ていると、
掛布と江川、藪と清原の対決など、懐かしい場面が再現されて、
おもしろかった。

巨人ＯＢの槙原も出ていた。

甲子園と槙原と言えば、85年のバックスクリーン3連発と
99年新庄の延長戦でのサヨナラヒットを思い出す。

テレビでもきっちりその事でからかわれていた。


私の知人にその3連発を球場で目の当たりにした人がいる。

彼は事ある度に「あの時、甲子園にいましてね。もう感激しましたわ！」
と嬉しそうに言う。

本当に幸運なひとである。

これが阪神優勝の起爆剤になったのだから、槙原さまさまである。

85年阪神優勝！神宮からの電話

今世紀中に優勝はなしと言われたダメ虎にまさかのマジック１が点灯。

1985年10月16日、引き分けでも阪神優勝となる神宮球場は、
試合前から異常な雰囲気だった。

神宮はまるで甲子園、球場は阪神ファンの虎一色になっていた。

関西ではテレビ放送していたが関東では放送されず、
フジテレビに阪神ファンからの抗議が殺到したのか
急遽音楽番組が吹っ飛び試合が放送されたらしい。

試合は、5対5の引き分けで、21年ぶりの阪神優勝！


夫婦で抱き合って喜んでいた時、突然の電話。

「俺、今どこにおると思う？」　　「？？？」

「神宮球場におるんや」と友人のうれしそうな声。

聞けば、会社が神宮球場の近くなので、仕事帰りにダフ屋から切符を買うて、
同僚と試合途中からバックネット裏で観戦していたと言う。


あの時は、ほんまにうらやましかった。

藤浪投手よ、巨人キラーに！

今年の阪神の楽しみは、やはりドラフト1位の藤浪 晋太郎投手。

4球団が1位指名をした中で、和田監督がよくぞ当たりくじを
引いてくれました。


ドラフト翌日に、中村GMと和田監督が指名挨拶に行ったときに、
「打倒巨人の意味をこめて、背番号19を背負ってほしい」と
言ったそうです。

背番号19は、巨人から江川と交換トレードで来て、その後は
巨人キラーと呼ばれた小林繁投手がつけていたもの。


けど、藤浪投手は父の影響で小さい時から巨人ファンだったらしい。

考えて見れば、先日引退を発表した松井秀喜選手は
大の阪神ファンだったのにドラフトで巨人に入団して、
阪神戦でよく打った。

藤浪投手も巨人キラーとして絶対活躍してほしい。

タイガースと初詣

初詣に、あびこ観音に行ってきました。

思えば、節分に厄除けの為に行ったのですが、   あまりの人の多さにびっくり。

次の年からは、正月に参拝したのが始まりでした。


昭和60年いつもの通り、あびこさんに行き、本堂の中で祈願した後、
出てすぐ嫁さんに「何をお祈りしたの？」と聞かれ、笑いながら
「阪神の優勝！」と答えました。


その年は、4月に巨人槙原からのバックスクリーン3連発に始まり、
阪神の快進撃。

「今世紀中には優勝出来ない」と言われた阪神が まさかのセリーグ優勝！

おまけに西武を破り、日本一！

それはほんまに、あびこさんのおかげでした。


今年もお祈りはしてきましたが、あまり期待出来へんな。