２月１日、１２球団一斉にキャンプインしました。
ここまでは例年通りだったが、今年はちょっとちごていた。
宜野座では、サイン会を行う時、新型コロナウイルス感染防止の為、
選手もファンもマスクをしていた。
２月８日から始まった練習試合、その後のオープン戦も
ジェット風船が自粛され、ソフトバンク以降のオープン戦は
ウイルス感染拡大防止の為、全試合無観客試合となりました。
この時点で、今シーズン３月２０日の開幕は難しいと思いました。
３月１２日、公式戦の開幕を４月１０日以降で準備する事が決定。
知り合いが、京セラドームの阪神ホーム開幕戦チケットを、
娘さんからプレゼントされ、大変喜んでおられたが、
中止となりとても残念がっておられました。
それ以降も、４月２４日、５月上旬以降と次々に再延期が決定。
４月１７日には、セ・パ交流戦の開催が断念され、
６月１４日までの試合が中止になりました。
そんな中３月２７日、驚くニュースが報じられた。
藤浪、隼太、長坂の３選手がＰＣＲ検査を受け、
陽性判定されたと、球団が発表した。
球団は当初、全ての事を語らず、マスコミに突っ込まれて、
感染源に成ったと思われる３月１４日の食事会には
３人以外に４人の選手も参加していたと発表した。
その為、隼大選手らが出場した２０、２１日のファーム戦、
対戦した中日から、４人の選手名を聞かれても、
球団は「それはプライベートなので」と言って回答しなかった。
コロナ問題で野球界どころか日本中が大変な時、何を言っているのか。
本当に中日やソフトバンクに感染者が出なくて良かった、
ほんまに此のご時世に危機管理能力の無い球団上層部である。
球団は３選手のＰＣＲ検査に伴い、選手並びに関係者を
自宅待機及び経過観察とした。
阪神にはハイリスクの岩田選手や原口選手がいるけど大丈夫かいなと
心配していると、後日虎風荘で長坂選手と一緒に食事をした、
小幡選手がＰＣＲ検査を受けたと発表した。
幸い、小幡選手は陰性で、これ以降阪神の選手で
検査対象者は出ていないので安心した。
そもそも１４日の食事会はタニマチと言われる人物が
選手と知人を招き主催した。
知人の中に北新地のママがいて、彼女が若い女の子を次々と呼び、
その中に陽性と判定された子もいた。
タニマチの全てが悪いとは言わないが、阪神ＯＢでない
野村、星野監督は阪神のタニマチに苦心したと聞く。
選手は４月１５日から、甲子園と鳴尾浜で自主練習を再開した。
しかし５月４日、政府が31日まで全国対象の
緊急事態宣言延長発表で、開幕は益々遠のいたと思われる。
チームが多く、感染者数が一番多い関東圏が
ある程度終息しなければ、開幕は難しい。
開幕が6月になるか、7月になるか、現時点では分からない、
たとえ始まっても当分の間は無観客で行われであろう、
どんなスポーツでも無観客試合は本当につまらない。
その場その場、選手と観客の一体感が楽しいのであって、
だから皆、球場に足を運ぶのである。
しかし、今はそんな事を言っている場合ではない。
とにかく今は、コロナの終息は無理でも早く落ち着いて、
無観客でええから、早く開幕を迎えてほしいと願うだけ。
