年が明け、２月の沖縄キャンプに向けて選手が自主トレをスタートした。
１月９日 恒例の新人選手７名による合同自主トレが鳴尾浜で行われた。
しかし、ドラフト１位の森下選手は右足のコンディション不良、
ドラフト２位の門別投手は発熱などの体調不良により、
大事を取って別メニューのスタートとなった。
視察に訪れた岡田監督は新人選手を前に、「本番は２月のキャンプから」
だから無理をしないように訓示した。
昨今自主トレを他球団の選手と合同で行うのが目立っている。
１１日 坂本が愛媛松山でヤクルトの山田、中村らとの自主トレを公開した。
坂本は打も守も「聞ける間に全部聞いて、いいものは全部ものにしたい」と意気込んだ。
１５日 梅野が沖縄で「チーム梅野」と称して、湯浅，桐敷、小幡に加え、
横浜山本捕手、日ハム清水捕手との自主トレを公開した。
以前にも北條が巨人坂本に、晋太郎が菅野に弟子入りしたが、
自分はこれで北條や晋太郎がステップアップすればええけど、
反面、巨人サイドはどう観ているのかと思っていた。
１３日 球団の垣根を越えた合同自主トレにデイリースポーツ評論家の
佐藤義則氏が疑問を呈した。
氏は長年のコーチ経験上、レベルの高い技術や考え方を教えてもらうのは
悪い事ではない、又教える方にもメリットがあり、
一概に悪いと言うつもりはないが、監督やコーチには「いかがなものか」と
感じている人は多いんじゃないかと語った。
元中日で解説者の中村武氏も自分の現役時を振り返り、
「あり得ない話」と一刀両断した。
「お互いがレベルアップすればいいですけど」と言いながら
特にキャチャーの合同自主トレには「仲良くなると攻めづらくなるじゃないですか、
本人たちがそう思ってないけど、周りがね」と否定的だった。
自分も同一リーグの捕手による合同自主トレはあかんと思うけど、
高津は坂本なんて「取るに足らん奴」と思っているに違いない。
梅野に関しては「俺は他球団の若手から目標にされている」と言うパフォーマンスだけ。
そんなんやったら藤田、中川、片山を連れて行ったれ。
