開幕第三戦を終えて

待ちに待った開幕第一戦
去年の阪神との違いを大いに見せてくれました。

タイムリーが出ない去年と違い、ここという所での一発、
見てて楽しい開幕戦でした。

が、二、三戦は、ヤクルトの投手陣にお手あげ状態。
チャンスは阪神の方が多いのに、ここ一発が出ず、
今までの阪神と全く同じ。
チャンスで凡打、ランナーなしの時にヒットというパターンだ。

第一戦で9点取ったと思ったら、第二、三戦は完封負け。

特に第三戦は、期待のルーキー藤波投手の先発。
ドラフト制導入後の高卒新人としては
開幕3試合目の先発デビューは史上最速になるらしい。

初回の1点は、エラーで自責点なし。
6回にフォークが落ちず、ホームランを打たれたが
失点はこの2点だけとは、大変りっぱ！

フォアボールが多いのがちょっと気になったが、
得点が0点では勝てない。

あぁ～、今年もやっぱりダメ虎か・・・？

七福タオル

今年の阪神は？

今年の阪神は、アメリカ帰りの福留、西岡選手が加わり、
「打線はいいが藤川投手の抜けた穴は誰が埋めるのか？」
と言われています。

「投手部門が弱いから優勝は難しい。」というのが専門家
の見方である。

でも、思い起こせば、昭和60年に優勝した時も打が投を
上回っていた。

野球は点取りゲームであり、投手が10点取られても打線が
11点取れば勝ちである。

そういえば、優勝した年、中田投手が出れば打たれていたが、
彼が投げれば負けていても打線が奮起し、とられた点以上に
点を取り、勝っていた記憶がある。

打線が投手をカバーし、点を取り合う面白いゲームをやり、
それで勝てれば言うことなし。

Bクラスをつけた評論家を見返してほしい。
ガンバレ、ガンバレ、タイガース！

WBCでの鳥谷選手の活躍

 

1点ビハインドの9回表、一死から鳥谷選手が死球で出塁、
次の長野選手は絶対送りバントと思いきや、何の策もなく
簡単に初球をセンターフライでツーアウト。

思えば第一戦の対ブラジル戦、同様の1点ビハインドの終盤で
無死1塁の時、何と4番の糸井選手に送りバントをさせたではないか。

これで日本の負けやなあと思っていると鳥谷選手が盗塁、
結果は間一髪セーフ。

見ていてびっくり！
これはベンチのサインではなかったらしい。

すると、井端選手が追い込まれながらもセンター前クリーンヒット。
同点のホームを踏んだ鳥谷選手の雄叫び
あんな鳥谷選手を今まで見たことなかった。
よっぽど、うれしかったに違いない。

延長戦に入り、中田選手の犠牲フライで日本がかろうじて勝利した。

よくぞ走った鳥谷選手。よくぞ打った井端選手。
二人に乾杯！